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十数年続けてきたブログを本にすることにした

中学1年生の冬頃からずっとやっているブログがある。
そのブログを1冊の本にしようと思い立った。

ブログはいずれ本にしてから終わりにしようと思っていた。
20周年の節目になったら、となんとなく考えていた。
ところが最近、ブログに批判コメントがつくようになった。
コメント欄を閉鎖しても、ブログにリンクを貼ってあったインスタのほうにまで悪口が書かれた。
もう潮時かもしれない。
20年は経ってないけれどブログを終わりにしよう。

そう考えてから、約1ヶ月。
My Books.jpというサイトで本にするための編集作業をして、昨日大方の作業が終わった。
1冊に収めたかったのだが、1冊におけるページ数には上限があり、結局全5巻になった。
全5巻。
目次を削ったり2段組みにしたりフォントを小さくしたりしてこれだ。

もちろん自分用で、1セット分しか刷らない。
それでもお値段は2万円前後かかるみたいだ。
予想外に大きな買い物になりそう。

でも、それでもやっぱり本にしたいと思った。
何もせずにただ消すにはあまりにも年月を重ねすぎた。
私はこのブログの中で文章を大量に書いてきたし、文を書くことが好きにもなった。
ここまで継続してやってきた物事は他にはない。
続けようと思えばいつまでも、死ぬまで続けられただろう。

ブログを終わらせる決断は、批判コメントのせいもあるけれど、根本には自分が40代50代、それ以降になっても同じ場所で洗いざらいに思考や感情を晒すことに抵抗があったから。
ずっと変わらず正直でいることに怖さを感じたからだ。

もしかしたら、あとで後悔するかもしれない。
せっかく十数年続けてきたのに、と思うかもしれない。
でも決めたのだ。
本にして区切りを打とうと。

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