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大人だから夜でも歩きたい

大人は自由、って前も書いた気がするけれど。
自由なはずなのに、全然自由じゃない。

夜になったらパジャマに着替えて、寝るためにゆっくり過ごす。
とても退屈な時間だ。
夕方から夜にかけて鬱が酷くなるというのもあって、滅多に出掛けない。
出掛けないどころか、何もしない。
何かをする気力が残ってないから。

でも本当は、何時だろうが動きたいと思ったら動きたい。
夜だから、明日に響くから、というのは大したことではない。
大人になって子どもの頃より自由を得たはずなのに、子どもの頃の生活リズムと何も変わらない。

大人になって、体育の授業や宿題がなくなって本当に良かったと思う。
毎日勉強しなくてよくなって、ホッとしている。
それに何時に寝てもいい、何時に起きてもいい。

もっと大人の特権を享受したい。
下手したら、子どもの頃より早く寝てるかもしれない、最近。
なんでって、子どもの頃みたいに宿題や受験勉強がないから、暇で。
これもある意味大人の特権なのかもしれないけれど。
でも私は何時でも家を飛び出してふらふらしたり、したい。

大人になったら、自分で今日のTODOを決めないといけない。
時間割はない。
今月の目標だとか今年の抱負だとか、それに向けての計画も、全部自分で決めて実行しないといけない。
そういう大変さはたしかにある。
でももう学校に縛られることはなく、本当に自由なのだ。
それなのに自由がないと思うのは、自分を勝手にきつく縛りすぎているから。
夜は寝ないといけないとか、そういう固定観念的なものにがんじがらめにされている。

鬱を治すには規則正しい生活が大事だとよく言われる。
でもいくら早く寝ても憂鬱な気分で目が覚めることには変わりない。
本当はそんなことじゃなくて、自由な考えをもって行動するのがいいのではないかという気がしている。
毎日自分で決めたTODOに苦しめられている私には、TODOリストは逆効果かもしれない。
何も決めず、その時やりたいと思ったこと、できそうなことをやればいいんじゃないか。
夜ふらっと歩きたいと思えば、歩けばいい。

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