目標と締め切りが結局大事
かぎ針で四角いモチーフをひたすら編んでいた。
夏から始めたんだっけな。
1色で27コずつ編んで、合計81コ。
今度はこれを繋げていく作業をする。
同じモチーフをひたすら編んでいくのは、大体は無心でできた。
でも時々雑念が入り、過去の嫌だったことなどを思い出して悲しくなったりもした。
年末までに、これを全部繋げてブランケットに仕上げたい。
本当はもっと大量にモチーフを作ってソファーカバーにしようと思っていた。
だけど、飽きた。
なので、まあブランケットでもいいかな、と妥協することにした。
そして今日から繋げる作業を始めた。
当然だが繋げるのにも毛糸がいる。
モチーフを作るので手持ちの毛糸をほぼ消費してしまったため、また手芸屋に買いに行かなきゃいけない。
今日は糸が足りる分だけ繋げて、残りはまた明日以降に持ち越し。
編み物でこんな大作を作ったことはいまだかつてないため、完成が楽しみだ。
楽しみが過ぎて、終盤になるにつれ作るペースが上がってきている。
早くブランケットになったところを見たい。
今年中にブランケットを完成させる、というちょっとした目標。
これが私にとってはなかなかいい効果を生んでいると思う。
なんの目標もなくぼんやり生きているのとは違う。
しかも年末という締め切りが着々と迫ってきているから、真面目に取り組める。
私に必要なのは、目標とか締め切りとか、そういった義務教育で無理やりやらされていたものなのかもしれない。
自由に楽しく楽に生きていいよ、といきなり投げ出されても、困るのだ。
ある程度自分を縛っておかないとどんどん怠惰になり、そのくせ罪悪感や焦燥感も一丁前についてきて、苦しい。
何もせずにいた時よりも、今のほうが気持ち的には楽だ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?