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また、

このところ、不調が続いている。
これが本来の自分なのだろう、と思ってしまうくらいには落ち込んでいる。
ものすごく嫌なことがあったわけではない。
ただ先週末に人に会っただけ。

頑張っている人、何かに邁進している人と話をすると、自分がいかに空っぽな人間かということを思い知らされる。
一時期同じ環境で過ごした人が、今は遥か遠くの存在になってしまった。
それはその人が悪いのではなく、私の怠慢のせいなのだ。

病気だから、障害だからと言い訳をしていれば、誰かには許されるかもしれない。
でも許されたからと言って何かができるようになるわけではない。
免罪符を掲げていても何も進歩しない。
当たり前のことだ。
病気があろうが障害があろうが、やれることはあるはず。
それなのにほとんど何もしなかったのは、やっぱり私の怠慢だった。

約10年間うつでぼんやりしている間に、周りの人たちはどんどん変化していった。
だから最近は人に会うのが怖い。
自分の怠けが暴かれていく感覚があるから。
会えば会うほど情けなくなる。
いつか周囲の人たちに相手にされなくなるのではないか。
不安が消えない。

ああ、まただ。
私はnoteに日常系エッセイを書きたかったのに、いつもの癖で鬱々しいことを書いてしまった。
どうやったらとりとめもない日常を書けるのだろう。
難しい。

とりとめもない日常は、脳内で勝手に削除されているのかもしれない。
「日常を切り取って書く」作業の、切り取りがとても苦手だ。
切り取る間もなく頭から消え、鬱々しいことだけが残る。
それはもう、デジタルだろうがアナログ(紙のノートなど)だろうが関係ない。
だからとりとめもないことを書くことができないのだ。


色んなことを明るい方向へシフトしようと試みている。
でも根本にどす黒い渦が巻いている。
中学生くらいの頃からずっとだから、そんな簡単に変えられるわけがない。
それでもどうにかならないものかと、抗っている。
抗おうとしている。


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