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キレる医者

過去を反芻したり、他人を羨んだり。
そればっかりやってたら一生このままですよ、まああなたの勝手ですけど。

というようなことを精神科主治医に言われた。

何かをやっていても集中力が切れるとすぐ色々考えてしまう、という相談もした。
それに対して、あなたが過去や他人を考えて不安になってるから集中力がないのだ、と言われた。

考えるのは勝手だけど一生答えは出ないでしょうね、まあ考えたいならやっててください。


……とにかく、変われない私に対して厳しかった。
何かひとつのことを続けてやれと言われた。
努力しろ、と。

主治医は相当イライラしているようだった。
始終貧乏ゆすりをしていたから。

自分でも、わかっている。
過去や他人について考えたってどうにもならない。
でも勝手に考えてしまうのだから、それにブチ切れられてもな……。
診察直後は私も怒り心頭で、もう病院行かない、薬も辞める、と思っていたし、夫にそう宣言もした。

しかし実行に移してみると、つまり薬を飲まずに寝ようとしても、うまく眠れなかった。
寝不足の週末はすごく体調が悪かった。

何度病院を変えれば安定するのだろう。
医者運が圧倒的に無い。
何度も何度も転院して、毎回うまくいかなくて。

医者は私が死のうがどうしようが知ったこっちゃないのだろう。
私に勇気がなくて死ねないのをわかっているからあそこまで言うのかもしれない。
別に死ぬことに限った話ではなく、行動に移さないと他人にわかってもらうことは難しい。

今日、次の病院の初診の予約を取った。
10月末まで、足りない薬分は耐えて乗り切るしかない。
医療ってこういうものなのかな。
他の科でこんなに困ることってあまりないよなあ。
所詮、うつは甘え。
そういうふうに思う人が多いから、医療も低レベルなのかもしれない。
私自身、私の「うつ」は甘えだと思っているから……。


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