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海外にいながら、無事半年分の教育訓練給付金が支給された

昨年の9月より、厚生労働省の「教育訓練給付制度を活用して、オンラインで1年間の大学院の授業を受けています。

ちなみに「大学院の授業」とは言っても、修士号を取得するものではありません。履修証明プログラムという社会人の学び直しのためのプログラムを受講しており、終了後には履修証明書(Certificate)が交付されることになっています。私が受講しているのはオンラインで授業を実施しているプログラムなので、日本の大学院ではありますが、リアルタイムでベトナムから受講できています。

過去の投稿で、日本一時帰国の際に給付金の受給資格を得たこと、そして大学院の授業の秋学期(23年9月〜24年2月)を無事終えたところまで記載していました。

今回の記事では、その後の成績発表から給付金の入金までの流れをまとめたいと思います。

ざっくりとした流れは目次の通りです。


2月中旬:成績発表

教育訓練給付金は半年毎に支給されますが、受け取る条件として最低限取得しなくてはならない単位数が決まっていました。

卒業するために必要な単位を取得しなくてはならないことはもちろん、給付金を受け取るためにも必要だったので、成績発表前はドキドキでした。

そして、結果は受講した講義全ての単位が取得できていました!

私の場合、春学期(4月〜)には出産を控えていたので、秋学期に多めに授業を取っていました。ギリギリの成績で単位が取れた授業もあったので、余裕をもっておいて良かったです。

2月末:給付金申請に必要な書類を大学院に依頼

大学院より、給付金の受給申請をする学生には必要書類を配布するため、対象者はアンケートに回答するよう案内がありました。

書類の受け取り方は2択、学校に取りに行く、もしくは、返送用封筒付きで郵送にて依頼する。いずれにしても海外からは難しかったので、親にお願いして取りに行ってもらうことにしました。ちなみに、大学院に事前に確認をとり、学生証を見せれば代理人が書類を受け取るのは問題ないとのことでした。

4月上旬:給付金申請に必要な書類を大学院から受け取る

大学院が書類の配布を開始したため、親に受け取りに行ってもらいました。
その時受け取った書類です。

・教育訓練給付 受講証明書 ★
 →半年分の授業をきちんと受け、必要単位を取得している証明書

・専門実践教育訓練経費領収書 ★
 →半年分の学費が分かる領収書

・教育訓練給付金(第101条の2の7第2号関係)支給申請書 ★

・教育訓練軽費等確認書 ★
 →受給者の状況を確認するアンケートのようなもの

・専門実践教育訓練給付金 提出書類チェックリスト
 →ハローワークに送付する書類の案内

※注意事項として1点、給付金の申請は半年毎で、私のコースは9月から始まっていたので、本来申請は3月中にやらなくてはいけませんでした。ですが、私の大学院の成績発表のスケジュールの都合で間に合わず、大学院から受け取った書類「教育訓練給付 受講証明書」にハローワーク宛てに事情が説明されていました。

4月上旬:ハローワークに給付金申請の書類を提出

大学から受け取った書類(上記の★)と以下の書類を合わせて、実家からハローワークに郵送してもらいました。返送してもらう書類があるため、返送用封筒(切手付き)も同封してもらっています。

・教育訓練給付金受給資格確認票
 →去年の8月にハローワークから受け取っていたもの。これは次回の給付金申請(春学期分)にも必要になるので、返送してもらいます。

・委任状

・ベトナム在留証明書
 →去年ハローワークに行った際に、給付金を申請する時には必要だと言われました。そのため、日本に一時帰国していた時に戸籍謄本を取り寄せて、ベトナムに戻ってから領事館で在留証明書を取得。その後、再び帰国のタイミングがあったので、実家に書類を置いておきました。

4月中旬:ハローワークから書類の返送

上記で郵送した「教育訓練給付金受給資格確認票」の返送と合わせて、最初の半期の給付金申請の処理が完了したこと、及び、次回の申請で必要な書類の案内がハローワークから実家に届きました。
また、その書面には、給付金の入金予定日まで記載されていました。

4月中旬:給付金の入金を確認

案内に記載されていた予定通り、無事給付金が入金されていることが確認できました。
私が受講しているコースは「専門実践教育訓練」の対象になっていて、学費の50%が奨学金として返ってきます。

50%は大きい!!!

まだ春学期分の奨学金が残っていますが、ひとまず無事ここまで手続きを終えれて一安心。春学期は今回やった手続きと同じことを再度すればOKなので、おそらく問題ないかと思います。

補足:後から分かったこと、電子申請が始まったらしい

2024年2月以降、「受給資格確認」「支給申請」の電子申請が始まったというのが、4月頭の大学から入手した書類に記載されていました。

海外に住む私の場合、去年「受給資格確認」のために一時帰国の前に色々とベトナムでできる準備をして、一時帰国の間にハローワークに行ったり、郵便物のやり取りのために親に協力してもらったり….とにかく手間がかかる上に、親の協力なしにはここまで至らなかったと実感していたところでした。

ちなみに、今回の「支給申請」からでもオンラインでできるのか!!と試しにやってみたのですが、私が使っているMacの場合エラーができることがあるらしく(今は改善されているかもですが)、上手くできませんでした。

どのPC環境からでも全ての工程がオンラインでできれば、海外に住む日本人でも簡単に活用できる制度なので、これからこの申請システムが活躍してくれることを願っています。



この記事を書いている今、大学院の授業も残り1コマになりました。
産後に授業を受けるのは、予習も含めて想像以上に大変ですが、
あと1コマ、、貴重な時間だと思って最後まで頑張りたいと思います!!


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