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最高のおひとりさまタイムでした。

美術館に行ってきた。

コロナ蔓延中の楽しみがお買い物と1人カフェだけになってて、そろそろ物足りなくなってきて思いついたのが美術館。

ほとんどしゃべってる人もいないしみんなマスクだから丁度いいなとなったのだけど、実は前からしたかったのだ。

「1人美術鑑賞」

それには1つの作品と1人の影響がある。
漫画「ブルーピリオド」と、松浦弥太郎さん。

ブルーピリオドは東京藝術大学を目指す男子高校生のお話。その中で、知識ではなく、「自分に響くものはなにか」という観点から美術館をまわるシーンがあった。

有名な作品だけど自分には全く響かないな、とか
知らない画家の作品だけど何故か強く惹きつけられるな、とか。

なんで惹かれるの?
なにが自分は好きなの?
自分にとって大事なのは何?

そうやって絵画を見ていくことが素敵で、面白そうで、何より自分が何を好きなのか知りたいなと思ったのだ。


そして松浦弥太郎さんのエッセイ。
松浦さんのエッセイの中では、1人で色々な経験をすることがどれほど大事かということが度々書かれている。

そして「一流のもの」に触れることの大切さにも触れられている。

松浦さんが美術館で絵画鑑賞をされる際は、最後に1番素敵だと思った作品のグッズ(確かポストカード)を1枚だけ買うそうだ。そうしたら自分にとって何が1番良いものだったのか分かるそう。自分にとって1番良い、というのは価値観が現れるので、つまり自分にとっての1番を探すことで自分の価値観が分かるのだ。



そういうわけで、このタイミングで念願の1人美術鑑賞ができたのです。ちょうど昨日たてた28歳の目標が「挑戦」なので、1つ目の小さな挑戦となりました。


今回わたしが観に行ったのは
「The GREATS 美の巨匠たち」

とりあえず先入観を入れないために、まず作品を見てじっくり鑑賞、後で題名をみるように。
説明書きはほとんど読まなかった。

その時の自分の気持ちをことばにするのは難しいのだけど、まずやっぱりスマホや教科書の小さい写真とは全然違う。なんというか迫力、説得力みたいなものがある。

夕方の風景画で特別変わったところはないけれど、なんかあたたかい。
眠る女性を見つめる男性は絶対恋してる。
綺麗な女性で柔らかな雰囲気だけど自信に溢れた表情をしてる。

赤子をみつめてる女性、母親だろうに目が冷たく感じる。
この時代の女性たち全然笑ってる作品ない。
現代よりふくよかな柔らかい女性が美しいとされてたんだな。

自由に勝手に解釈をしながら観ていく美術館はとっても楽しかった。前なら20分くらいで見終えていただろう展覧会、気付いたら1時間たっていてびっくりした。

見終えた後に気づいた自分の好きなものは、

  • あたたかい空気を感じられるもの

  • 愛のあるもの

  • 臨場感のある風景画

  • 優しい色合い

こんな感じ。文字にするとあまり特徴がないですね。

でも、わたしの人生のテーマは「愛と優しさ」なので、そことズレていないなと納得した。


終わってショップで1番よかった絵画のポストカードと、展覧会とは関係ないけどモネとゴッホのグッズが素敵すぎたので自分への誕生日プレゼントとしてたんまり購入しました。

夫へのお土産も喜んでもらえたのでよかった。
超ときめきグッズを持っているので、これからの日々が楽しみ。最高の休日でした。

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