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自分のために、

斎藤孝先生の「人生が面白くなる 学びのわざ」という本を読んだ。

私は斎藤孝先生のことが好きなので、先生の言葉がスッと入ってくる。

本当に学ぶ楽しさを知った人は、この楽しさを人に伝えたい、次の世代に伝えたいという境地にたどり着くという。

だからこそ、書物などで代々と受け継ぎ、現代の私たちも共有することができる。

前々回、私は「自分のために文章を書きたい」と書いた。本当にその通りだし本を読んだ今もそう思っている。

だけど、「自分のために表現をしたい」というフェーズにいるのでは私はまだまだ未熟なのだと思う。

「誰かのために」を原動力にできたらきっともっと高く尊いところへ到達できるのかもしれない。

でもきっと、それは今じゃない。それだけはわかる。確信をもってわかる。

まだ私には足りないものがありすぎる。だから未熟者で当たり前だ。

自分は未熟者だと、わかっているだけで今はきっとじゅうぶんだ。

自分のために書いて書いて書いて書きまくった先に、何かあるかもしれないし、無いかもしれない。

無かったとしても、きっと今の私とまったく同じ気持ちではいられないはずた。人はいやでも変わっていくものだから。変わっていないつもりでも変わっているものだから。

それがいい方向に変わっているといいな、と願うことしか今はできない。

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