見出し画像

読書記録「俺たちの箱根駅伝 上」

最近は汐見夏衛さんにはまっているというnoteをかきました。
その波から今までは中古の本が大好きだったけども、本屋さんでジャケ買いするという新たな楽しみを発見しました。

さて少し話は変わりますが、私の彼氏くんは漫画は大好きです。漫画はです。
漫画は場面が描かれるから分かりやすいけども活字のは考えないといけないからめんどくさい、とのことです。今まで読んだ本は数える程で印象深いのは「そして父になる」だそうです。読書経験少なくても、いい本出会ってるなぁとは思いました笑

彼氏くんはお父さんの影響でスポーツ観戦が好きでサッカー、野球、バスケ、水泳などたくさんみています。その中でもマラソンや駅伝は特別なようです。彼の地元でも出雲駅伝というのがあるからですかね〜。箱根駅伝は毎年ご実家では決まってみるようです。

この本なら彼氏くんも読書してくれるかもしれない!と思い、私はこの「俺たちの箱根駅伝」を買って彼におすすめしました。

⋯結局⋯
私が読み始めています。私の方が読むのが早いので私が読み終わったらきっとゆっくり読むのでしょう😅

今は上下巻ある中での上を読み終わりました。
私は箱根駅伝を見た事がないので
ほぉ〜、へぇ〜と思いながら読んでいました。
箱根駅伝に対しての熱い思いを持つ学生たちと箱根の熱をテレビを通して私たちにに伝えるテレビマンたちの動き。
箱根駅伝というものを作り上げる彼らに寄り添うような気持ちで読み進めました。

帯には「逆境を超えてゆけ。」とかいてあります。
私は大学でスポーツをしていますが、スポーツの世界には辛い瞬間がとても多くかんじます。もちろんそれに報いるだけの熱い思いが燃える瞬間や充実した時間はあります。スポーツマンとして、1人の学生として「逆境」というものにたくさんかれらはあたります。
まだ大人になりきれない部分があるけども、大人にならないといけない大学生という立場の彼ら。
脆さも見せる彼らの一方で、強く燃えるものを感じさせる瞬間がありました。

勝負の世界は無慈悲な瞬間があるものです。チャンスは一瞬であり、すぎた結果は取り戻せません。一瞬の勝負の世界の中で彼らは命を燃やしています。
ですが、一瞬の勝負までにはたくさんのものが積み上げられており、どれだけ積み上げれば良いというものでないだけに彼らはずっと戦っている。

まだ上しかよめてないのですが、はやく下巻を読み始めたいと思えます。燃える心と接することで自分自身もエネルギーを貰えそうです。

池井戸潤さんの最新長編作品です。
ぜひみなさんも手に取って、お正月の箱根駅伝を見始めるきっかけにしてみてはどうでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?