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次男がフレンチトーストを作ってみたら

夏休みの昼下がり、私がフレンチトーストを作って食べていたときのこと。
小五の次男が「俺も食べてみたい」と言い出しました。

「今食べたいから俺が作る!」と。

なんですと?!自分で作る??
おぉ〜!いいねいいね!食べたかったら自分で作る!素晴らしい!!お母さんそういう姿勢好きよ!!

ということで小五男子による、初めてのフレンチトースト作りが始まりました。


フレンチトーストの作り方をざっくりお伝えしますと
1. 卵液をつくる
2. パンを卵液に浸す
3. 焼く

という結構簡単な手順。横で見ていなくてもできるかな、と私はリビングから指示だけ出して次男ひとりで挑戦することに。

「まず1番大きくて深いお皿を出して。お鍋はフライパンね。」

「食パンは食べたい大きさに切っておいてね」

「冷蔵庫から卵と牛乳、下の棚からお砂糖出して」


次男「おかあさーん!パン邪魔だからお鍋に入れといていいー?」

私「え?お鍋まだ使わないよ?パン入れとくのは構わないけど」


「卵を割り入れ、牛乳とお砂糖も計って入れて…」


次男「おかあさーん!どうやるんかわからんくなってきたー!」

私「えっ?卵とか混ぜるだけよ」

次男「だから、むりー。わからんのやけどー」


ここでなんかおかしいぞ?と異変を感じ台所へ様子を見に行ってみました。

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すると!フライパンに直接イン!次々投入されたパンと卵と牛乳、お砂糖が!

例えるなら、牛乳ヒタヒタ目玉焼き  砂糖とパン山盛り添え!(に、なりそうなもの)(全然うまく例えられてない)


私「あちゃあ~、こうきたか!」
次男「だってわからんかったんやもん!!知らんもん!!」

いやいや、初めに深皿出すよう指示した意味を考えてちょうだい??でも私も卵をどこに割り入れろって指示してなかったしな。私が悪いか?
直接全部フライパンに投入していくとは…斬新……


とりあえずパンを救出…あら?パンやたらと小さく切られてて地味に大変よー?

次男「えへへ、ちっさめやったら、パンがいっぱいになってうまそうやなと思って~」

そうか、気持ちはわかる。許す!


続きは再び次男が調理していきます。

深皿に卵液の素をうつして混ぜる。うーん、パンが牛乳を吸ってしまって配合がおかしなことに……ま、いーわ。完成したら同じ!

卵液にパンを浸して、レンジで1分。こうするとめっちゃ卵液吸ってくれるんですよ!

バターを溶かしたフライパンに投入!弱火で蓋して5分、ひっくり返してまた5分!

次男「めっちゃいい匂いしてきた!」

はい!いい感じに焦げ目ついたら完成ーーー!
メープルシロップかけて食べましょう!


次男「刺身みたいにシロップやっていい?」

メープルシロップを別小皿に入れて、焼きあがったフレンチトーストに刺身のようにつけて食べたいらしいです。
その方がシロップを楽しめるんですって。


では!いただきます!

次男「めっちゃウマー!!お母さん、これは、俺、はまる予感がするっ!」

おぉ、どうぞどうぞ。どんどん作ってくれていいよ。


15分後……

「お母さん、ちょっと、俺には量が多すぎたみたい、かな……」

すでに飽きたらしいです。食パン半分残してごちそうさま。

小学生男子の流行りは終わるのも早い……。
残りは私が美味しくいただきました。ほんとに美味しかった。

今年の夏休みは全然出かける予定なくてほとんど家で過ごすだけだけど、時間はいっぱいあるから色んなことにチャレンジしてね。



今日の次男

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ごめんごめん、小籠包がどんなものか言うの忘れてたね!


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