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【本から学ぶ】我慢して生きるほど人生は長くない【21-1】

ごきげんよう、皆様いかがお過ごしですか。
今日は久しぶりに本から学びます。

最近、家族のことでとてもイライラしています。どちらかというと自分が我慢する場面が多く、本当に嫌です。

私がイライラしている、我慢している思う根底には「他人に振り回されている」という気持ちがあると思います。非常識で自己中な兄弟に振り回され、兄弟を擁護する父母に振り回され、自分のペースを乱され続けていることが私の中で大きなストレスとなっています。

私は心にモヤモヤが溜まってくると、本屋さんに行きます。並んでいる本のタイトルをざーっと眺めて、その時の自分の琴線に触れた本を買うのですが、今回は「我慢」というキーワードに心惹かれてこの本を買いました。

昨今は他人から見て恵まれている境遇の人でも生きづらさを抱えている人は少なくないそうです。他人に振り回されず自分を肯定して生きていく為にはこんなことが必要だそうです。

そこで必要になるのが「自分の物語化」です。
自分の物語化とは、これまでの人生で連綿と起こってきた出来事に対して、自分なりの解釈をつけていくことです。
(中略)
自分の物語に納得することは、自分を肯定することとほぼ同義です。
ありのままの自分の人生を「これでいい」と肯定できないと、自分以外の誰かの価値観やルールを中心に生きざるをえません。
自分の物語を作ることは、自己肯定感の問題の中核にあると、私は考えています。

鈴木祐介『我慢をして生きるほど人生は長くない』,株式会社アスコム,2021,P7-8

今までの人生を振り返ってみると、それなりに上手くいっていた時期もありますが、ここ数年、いや10年は「もっとこうすれば人生が変わっていたかも」「なんで上手くいかないんだろう」「もっと上手く生きられたはずだ」と思うことが多く、正直自分で納得出来ていない部分があります。それは自分を肯定できていないということだと思います。

自分の人生に関して「もっと上手く生きられたはずだ」と思うのは、昨今は他人の多様な「幸せそうな物語」が見えやすく比較しやすいからだと思います。SNSでは会ったことない他人や昔の同級生のキラキラした生活が広がり、「あの人はこんなに素敵な生活をしているのに自分は全然ダメだ」と感じる機会が多いです。そんな時代背景で自分の人生だけに着目して行くのはとても難しく感じます。

これまでに読んだ本の中で、私が幸せに生きていくために「自分のやりたいことを自分が納得できるまでやりたいいようにやる」のが大切だと学びました。これは自分の未来に目を向けるという意味で非常に有用だと感じています。一方で本書では「過去を含めた自分の人生を受け止めて自分の人生を歩んでいくこと」が幸せに繋がると書かれています。

この視点で人生について、幸せについて考えるのは面白そうです。続きを読むのが楽しみです。

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