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砂漠の街と青の都 韓国・ウズベキスタン旅行2019その6

2020.05.01
6日目 ウルグット-サマルカンド

 ウルグットに行くためシェアタクシーの乗り場を目指す途中、ナヴォイ公園やレギスタン広場への通りみちにある公園でイベントの準備をしているのを見かける。祝日かな? メーデーだから? と皆でいろいろ言ってみたものの、真相はわからなかった。

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 タクシー乗り場と思われる付近をうろうろしていると、日本語を喋れる現地の人が声をかけてきた。ウルグットは自分の街だから、ひとり10000スムでタクシーを手配してくれるという。不安はありつつも、思いきってお願いすることにした。無事にウルグットまで連れて行ってもらえたが、時速100キロ近くで爆走されて道中は死を覚悟した。

 ウルグットのバザールはものすごく広くて、スザニだけでなく食料や日用品などありとあらゆるものが売られていた。観光客だけでなく、地元の人も買い物をしているんじゃないかと思う。FILAやaddidasなど、ブランドのロゴが入った衣料品もたくさん見かけた。
 店先に並べられているスザニを眺めていると、すぐに近くの店の人たちもわらわらと現れて声をかけてくる。よほど日本人観光客がその台詞を連発しているのか、とにかく「かわいい」「安い」と話しかけられた。買い物上手な旅の仲間たちは思い思いにおみやげをゲットしていたが、客引きの勢いにおののいてしまった私は買い物どころではなく、なるべく人がいなそうな場所でひたすら気配を消し、心を閉ざしつつ見物した。

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 ウルグットから戻るタクシーの客引きもすごかった。ひとり12000スムで、一台に七人乗せてくれるというタクシーにお願いする。ドライバーさんは日本語を勉強中らしく、フレンドリーにいろいろ話しかけてきて、さらに運転しながら日本語をメモしたノートを開いて読みはじめ、またしても死を覚悟した。みんなで「前を見て運転して!!!!」と叫んだ気がする……日本語で……
 ビビハニム・モスクまで行ってくれとお願いしたものの伝わらず、レギスタン広場付近で下ろされてしまった。でもともかく生還できてよかった……

 ビビハニム・チャイハナでお昼を食べた。おいしくて、居心地もよいチャイハナ。

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 中央アジア最大級だというビビハニム・モスクを外から見た。

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 レギスタン広場のメドレセに入るのに、チケットが必要なのか、必要ならどこで買えばいいのかがよくわからず、うろうろしているうちにツーリストポリスに声をかけられた。「チケットを買え」と言われ、いや買いたいんだけどどうしたらいいんだ、というのを伝えようとしているうちに、謎のみやげ物屋に連れて行かれ、店の人に正規料金より安い額を払って決着した。店の人は歯が全部金だった……たぶん何もかもが闇だったっぽい。

 メドレセは圧倒的だった。とにかく装飾がすごくて大興奮。

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 日本人は珍しいのか、街を歩いていてやたら声をかけられたり、顔を覗きこまれたりする。

 帰り道、通りすがりで見つけたチャイハナでお茶を飲んだ。ケーキがとてもおいしい。
 スーパーでごはんを買ってホテルに帰った。が、私は力尽きてしまい、前日もらって食べきれずに取ってあったパンだけ食べて早々に寝た。

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