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エンパスさんの自分取扱説明書02~自分を知ることがすべてのはじまり~


エンパスさんとはどんな傾向があるのか見ていきたいと思います。


エンパスさんが感じていること

・疲れやすい
・感情移入が強いので、依存的になりやすい
・人間関係を築くのが難しいと感じている
・親密な関係が築きにくい
・仕事環境、周りにいる人の影響をダイレクトに受けやすい
・エネルギーに敏感で、ネガティブな感じ、人の多いところが苦手
・心の奥では、すべての人を助けて癒すことが自分の責任だと感じている。これらの問題を解決できなければ罪悪感を感じる。

簡単にではありますが、どうでしょうか?

人間は、「嫌だ」「苦手だ」と感じていることの方がより強く気づいきやすいので、
最初にちょっとネガティブな影響の方を取り上げてみました。


嫌なこと、ネガティブに感じることは決して悪いことではありません。
私たちは、様々な経験をとおして

自分を知る

という旅をしています。


すべての人が魂が、「」(とエゴが思っているだけですが)をとおして
あらゆる経験をしているわけです。

もし
私という意識が、前も後ろも上も下も、360度真っ白な空間に広がっている存在だとして
真っ白なその空間しかなかったら、「」という意識は
」そのものを認識できません。

この地球は2元性の世界なので、
かならず陰と陽、表と裏、右と左、良い悪いなど
対極にあるものが存在します。

好きじゃないものがあるから、好きなものが分かる。
心地よくないが分かるから、心地いいが分かる。
相対するものがあるからこそ分かるんですよね。


だから、まず自分にとっての
心地悪い
苦手
を意識してみることは、とても大事なことだと思います。


何が好きかわからない、どうしたいかが分からないと思う方は
何が嫌いで、不快だと感じるのか
正直に自分に聞いてみてください。


その先に
本当の好き
心からやりたいこと・好きなこと
がみえてきたりします。

苦手だと感じていることこそが、才能だったりしますからね。


少し脱線しましたが、
エンパスさんの感じやすい特徴が当てはまる方は
さらに一緒に深堀していきましょう。
オンラインでエンパス診断などもあるようなので利用してみてください。


私が最初にエンパスである自分に気づかせてもらった本をご紹介します。

アニータ・ムアジャーニさん
「繊細さは、これからの時代の強さです 」


アニータさんは、2006年に悪性リンパ腫の末期ガンで生死をさまよい、臨死体験を経てガンを克服しました。その実体験をもとに書かれた著書「喜びから人生を生きる!」は、全世界45か国で読まれベストセラーとなっています。

私の場合には、周囲の人に影響を受けるので、彼らにもいい気分になってもらう必要があるのです。これは、エンパスが人の言いなりになりがちな理由の一つです。エンパスは自分自身がいい気分でいるために、周囲の人にもいい気分でいてもらう必要があります。ですから、常に他人を救い出したり、助けようとしてしまうのです。

ーアニータ・ムアジャーニ. 繊細さは、これからの時代の強さです ー


他人が苦しんでいるのを見ることは、私たちを深く傷つけます。私たちは、文字通り、彼らが感じていることを感じてしまうからです。この能力の不都合な点は、自分の感受性の強さに気づいていないと、私たちは自らのパワーを手放してしまい、自分の感情的資源や身体的資源を使い果たしてしまうということです。その結果、他人にとっては最高のヒーラーになれますが、自分自身にとっては最悪のヒーラーになるでしょう。

ーアニータ・ムアジャーニ. 繊細さは、これからの時代の強さですー


この文章を読んだとき
頭がもげるくらい頷き、これは私のことだと興奮さえおぼえました。



幼少期は、誰もが母親とエネルギーコードがつながった状態なので、子供は母親が感じていることを常に感じ、お母さんが幸せでないと、自分の責任のように感じてしまいます。


私は幼い頃から身体が弱く、普通の幼児以上に、母に面倒を見てもらわなければ生きていけない子供でした。そこから母との依存関係が成り立ち、大人になってからも、母の喜ぶことをしないと罪悪感を感じるようになりました。

そして気づけば、周りにいる大人(主に両親)の感情、いらだち、あらゆるものを吸収していたので、
両親の期待すること、どうすれば親の気分が良くなるのかが、死活問題のように感じていたように思います。

父の怒り、フラストレーションをもろに受け取ってしまうので、辛いのです。無意識にですが、その自分の辛さを減らすために、父に機嫌をよくしてもらう必要があり、さらに身を挺して父の発する負のエネルギーを吸収しようとします。
それが負の連鎖の始まりでした。


大人になり、自分の癒しが進んだことで、今こうしてその頃の自分の状態を振り返ることができ、社会に出てから、そのパターンを人間関係、仕事においてもやり続けていたことにやっと気づけたのです。


つづく




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