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エンパスさんの自分取扱説明書04~自己対話こそが最強の防御~


エンパスさんは、無意識的に普通にならなければと思ってしまい、
周りに合わせて無理をしてしまいがちではないかと思います。

周りの要求を感じとってしまい、自動的に相手のニーズに合わせ動いてしまっていることも多々あるかと思います。

まずは自分が今何を感じているのか、どうして行動しようとしているのか
気づくということが第一。

自分の思考、感情を意識的に気づけるようになること
そうすることで、疲れ果ててぐったりする、相手に合わせてへとへとになる、消耗しきるまで走り続けてしまうようなことを防げると思います。


メタ認知

という言葉を聞いたことがありますか?
自分が認知していることを客観的に把握し、「認知していることを認知すること」を言います。

自分が考えていること、感じていること、やっていることを自分の頭上の方にもう一人の自分がいると思って、眺め、観察します。

これは練習で誰でもできるようになります。
私は、物心ついた頃からどこかで客観的に自分を眺めている自分がいました。冷静に今何が起きているのか、目の前の相手は何を言いたいのか、自分が所属している集団(学校とかクラス)で起きていることを眺め、自分が求められている役割は何なのか等、客観的に気づき、行動していたように思います。

私は、このメタ認知が自然と習慣になっていましたので、物事に対して感情的に反応するということが少ないように思います。
自分と相手、社会とも距離を置いてみることができるので、自分を守るために自然と身につけたのかもしれません。

ただ、エンパスさんは、相手の気持ちよりも、自分は何を感じているのかということが一番把握しずらいという傾向があります。なぜなら、周りの気持ちや感情が自分のことのように入ってきてしまうからです。


ここで
エンパスさんの最強ワードをお伝えします。

何か不快な感情を感じたり、違和感があったり、行動に起こす前に
自分にこう問いかけてください


「これは、私のものなのか?」


内側で自分と対話するのです。

「違う、自分のものではない」「私が感じている」など
答えが返ってきたり、言葉でなくても身体が反応してくれるなんとなくの感覚を感じてみます。
違和感というのは、自分の内から発している大切な直観ですので、その感覚を見逃さないようにします。

もし「わからない」と出たときは、その「わからない」を手放してみます。

エンパスさんは、他者と自分を分けることが必要なので、この問いかけを習慣にしてみてください。
やっていくうちに、Yes、No の違いが分かってくると思います。


さらに、余裕が出てきたら
自分の感情についてもメタ認知してみます。


私たちは自分の中にないものは感じることができません

無意識領域で私たち人類はすべての感情、経験、意識を共有していると考えられているのですが、自分の中に感情のかけらがあって、そのかけらが無意識の領域でつながっている大きなものと共鳴して、それを感じているのではないかと思います。


もし誰かとつながって、「怒り」を感じたなら、まずは

第1ステップ

相手と自分を分けること


そして

第2ステップ

自分の中にある感情(怒り)のかけらを手放すこと


もし自分の中に「怒り」のかけらがなくなれば、周りに「怒り」をぶちまけている人がいても反応しなくなります。つまり受け取らなくなります



感情は、それがあることを認めてあげることがとっても大事です。
嫌な感情ほど、感じたくないので押しやったり、なかったことにしたり
感じないように蓋をしてしまうと、そのまま無くなることはなく、放置すればするほど、それは肥大して事象を変えて現れてきます。

「ここにあるよ、存在してるよー」ともっとその感情を感じられるように、
例えば「怒り」を押さえている場合、「怒り」を爆発させるように大きな出来事を引き起こしたりします。

「怒り」そのものは、2次的感情だと云われたりしますが、「怒り」を認め感じきった後は、心の底で感じてる本当の感情が出てきます。
その感情もまた認めてあげることで、その感情が昇華します。


私は、感情そのものが、一つのいのちだと感じています。
この身体をとおして、感じられるとっても貴重ないのち。
このいのちの息吹を感じるために生きているといってもいいのかもしれません。そのためにわざわざ分離して、個の意識を強めて、地球を体験しに来ているわけですから。

そして、この体験の仕方を、そろそろ卒業しようとしている動きが起きているのが今です。
だから、感情が大暴れするみたいなことを体験してらっしゃる方も多いかもしれませんね。左脳(エゴ)の最後の悪あがきみたいな感じです。


メタ認知が進んいくと、この感情に対しても客観的に見れるようになるので距離を置いて自分の感情を眺めることができるようになると思います。


そして、こんな風に眺められるようになると
思考も感情もただ自分の前を通り過ぎていく
来るものはくる。けれどもそれをつかまなければ
すべて過ぎ去っていく

そんな境地に至ります。
これこそが究極の自己対話、自己認知からはじまる
意識の解放だと思います。


今わたしは
日々、自分を観察し
さらに大きな無意識に自分をあずける
そんなことにチャレンジして
その先にある意識のあり方を探索したいと思っています。

今日もありがとうございました😊









究極的に私たちが目指しているのは、自分のなかの統合です。
エンパスさんは、普通の人より、より多くの感情、状態を敏感にキャッチできるので、そういったネガティブなエネルギーも手放し統合する機会がたくさんあるということです。
これはポジティブな一面だと思います。より自分が軽くなる自由になれると思って取り組んでみるのもいいですね。


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