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空想力について

想像力、妄想力、空想力…これらは全て目に見えないもの。形のないもの。

そもそも、○○力というものはそれこそ只の感覚や捉え方に過ぎない。

「あの人は決断力がある人だから」「 私は向上心が強い人間です」客観と主観。

主観に関しては言ったもん勝ちである。思い込みの力は時に偉大でもある。口にする事で自分はそういう人間である、と周囲に周知する。その事がプラスに働くかマイナスに働くかは自分次第である。

なにかで読んだが、適度なストレスは不快ではなくむしろやる気に繋がるとのこと。

この「適度」の案配が非常に難しいところではあるが。

タイトルにつけた「空想力」

私は幼い頃から頭の中で色んな事を考えるのが大好きだった。それをお絵描きで表現してみたり、お話を作ってみたりして遊んでいた。あの時の時間は紛れもなく幸福な時間だった。

大人になってからも、相手の気持ちを想像してみて、相手の立場に置き換えて考えてみて、という話を耳にする。

幼い頃で言ったら「自分がされて嫌なことは、人にもしちゃダメ」というのに近いかもしれない。

ではそれはどうやって身に付くのか?

多様性が重視される今の世の中で、何が正解かも分からない混沌とした社会で、それでも人は人と関わらずには生きていけない。

言葉によって傷付け、傷付くことも多くある。

超能力は存在しないと思っている人間なので、物語の中に出てくるテレパシーや人の心が読める能力みたいなものに惹かれる傾向にある。

接触回数が増えれば、相手を知る機会自体は増えるが、だからといって相手が何を考えているかは予測でしかない。

だけど普段の言動からなんとなく想像して、関わるしか術はない。そこを意識して訓練し、自分なりの処世術を学ぶしかないと思っている。

言葉にすると固くなってしまうし、実際いちいちそんな細かくも深くも分析はしていないし、自然と身に付く様な気もするのだが、文章化してみたくなった次第である。

真に理解は難しくても、出来るだけ寄り添えたら良いなぁと思って日々を過ごしている。

そして今日も空想する。想いを馳せる。簡単で場所を選ばない逃避である。脳内トリップは楽しい。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。