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日記 #12 この期に及んでまだワクワクさんなのである


あきのです。こんにちは。

今日は仕事で、八景島のあたりまで行ってきました。

シーサイドラインなる電車なのかバスなのかよくわからない乗り物に乗り揺られていた所、突然車窓から海が見えました。

このとき、字を書く人間なら、美しい表現やいわゆる”エモ”のようなものを言語化すべきなのかもしれませんが、
僕の頭の中は「ふぉーーー!うみじゃん!うみうみうみ、久しぶりに海みた〜、仕事サボって海行きて〜、あーあーあー」といった感じでした。

僕が『雪国』を書いていたら、導入から終わっていたと思います。

国境の長いトンネルを抜けるとえちょっと待って待って、白!眩し!ゆきじゃーん。みんな見て、雪だ!全部雪のせいだ!ガハハハ


さて、海を見ていて思ったのですが、みなさんあまり突然現れた海とかには興奮しないのでしょうか。
シーサイドラインに乗っていた方々は、普段から乗っているから見慣れているのでしょうか。

なんだか、無言の空間の中ではありますが、目線が海へと向かっていたのは僕だけだったように感じます。

慣れというものが少し怖くなりました。
大人になればなるほど、海に興奮することが少なくなるのでしょうか。

ずっと忘れたくないことを忘れないようにします。海とか雪とか、サンタクロースとかカブトムシとか色んなことを!

ずっと覚えていられたら、僕はいい大人になれると思っています。

あきのでした。

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