R6 5月9日(木曜日) 4日目

レジ接客座ったままOK?
茂木楓さんの活動とドンキの試験導入から考える、未来のレジ風景
世界赤十字デーである5月8日、
私はとあるニュース記事に心を動かされました。

それは、レジ接客座ったままOK? という見出しの記事。

近年、長時間立ち仕事による従業員の負担軽減や、
働きやすい環境づくりを目指して、
レジに椅子を設置する動きが広がっています。

この話題について、私は以前から気になっていました。

というのも、私は合唱部に入っているのですが
練習で長時間立ちっぱなしで、足が痛くて集中力も低下するのを
感じていたからです。


記事の中では、レジ業務に椅子の設置を求める活動をしている茂木楓さんという大学生が紹介されています。茂木さんは、実際にスーパーでレジのバイトをして、長時間立ち仕事による負担の大きさを実感したことがきっかけで、活動を開始しました。

茂木さんは、海外ではレジに椅子を設置している店が多いことを例に挙げ、日本のレジにも椅子を設置すべきだと訴えています。

そして、そのような声が届いたのか、ドン・キホーテ浅草店では、レジスタッフのために椅子を試験導入しました。
実際に椅子を使っている従業員からは、負担軽減や精神的な安定につながっているという声が聞かれています。

このニュース記事を読んで、私は2つの点に感銘を受けました。

1点目は、茂木楓さんの行動力です。

自分が体験した問題に対して、声を上げ、行動を起こすことは容易ではありません。
しかし、茂木さんは周りの理解を得ながら、積極的に活動することで、レジ環境の改善に貢献しています。

2点目は、ドン・キホーテ浅草店のような企業の取り組みです。

従業員の健康や働きやすさを第一に考え、新しい試みに挑戦する姿勢は、大変素晴らしいと思います。

レジに椅子を設置することは、単に作業効率を上げるだけでなく、従業員の負担軽減、集中力向上、さらには顧客満足度の向上にもつながる可能性があります。



コメント欄を見てみると賛成の意見が多いように感じました。
店員目線でコメントしている人と
顧客目線でコメントしている人がいたので
それぞれ紹介させてください。


コメントをいくつか引用させていただきます。

<店員目線>
むかし百貨店のレジで働いていたとき、直接お客様相手ではなく、テナントの販売員がお金を持ってきて精算作業だけを私がするという仕事をしてました。 あるときバックヤードに設置されたレジで座りながらレジを打っていたら、ひとりの中年販売員から、「立って打て」とクレームをされて、次の日から椅子が撤去されたという経験があります。 頭の中は「は?????」でいっぱいでした。 薄暗いバックヤードで暇な時間もずっとひとりボッーと立ったまま。 いまでもモヤモヤする出来事なので、ちょっとここで愚痴らせてもらいました。


<顧客目線>
全然座って接客したらいい。それが普通になるように。椅子おいて姿勢がとかなら立ちと座り繰り返せばいいし。 それよか、全部セルフにできるぐらいにしつつ、別で雇用を生み出せるぐらいテクノロジーと世の中を前進させようぜ。


椅子を置くということは勿論メリット、デメリットはありますが
椅子を置くこと自体ではなく、労働者側の活動によって
雇用者側が動いた、という観点で見れば
とてもいい流れになると思います。


今後、ますます多くの企業がこの動きに追随し、未来のレジ風景が大きく変わっていくことを期待しています。


このニュース記事を通して、私たちは働く環境について改めて考えるきっかけを与えてくれます。

皆さんはどう考えますか。


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