思い出したことを少し書く

その1

中学2年3年と吹奏楽部に所属していて、夏休みは大会のために体育館で練習することがあった。自分のパートは打楽器だったから色々楽器を運ばなくてはならない。一人で複数楽器を演奏することもあるので手伝ってもらうこともあった。

その中にティンパニーという楽器があった。詳しくは検索いただくとして、ティンパニーは3つくらいあったがサイズの小さいものは勢いで自分ひとりで運んだ。

もちろん他の女子へのアピールである。
成果はない。

あの頃は腰も痛くなかったし、筋力もあって元気だった。よく口も回った。頭はあまり回ってはいなかった。


その2

大学生~社会人何年目かまで、付き合った人を池袋駅近くの個人経営の喫茶店へよく連れて行った。

駅チカで便利だったのもあるし、人の入りも多くなく穴場的に使っていたが、今思えば「行きつけがある」感を演出したかったのかもしれない。

一人でも通ってはいた。買い物した品のチェックだったり、大人なお店に行くための下調べの場としてだったり。

店主には自分のことなんて何も覚えてもらえてはいなかったと思う。

塩の入れ物に「塩」と書いているような店だった。

今はもうない。

この記事が参加している募集

部活の思い出

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?