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営業職って若手に不人気?

今日からnoteを始めます。しのあ、です。
悩み多き法人営業の女性マネージャー。
日々のマネジメント、営業活動で思う事をつらつらと発信してまいります!

「営業は大変そうだから…」

♪いっの~かし~らッ Fu~~
でおなじみの、「孤高のグルメ」井之頭五郎さん。
輸入雑貨を営み、営業先で様々な人や食に出会っていますね。
営業って、いろんなところに行けたりいろんな人に出会えて楽しいなぁ。 と思うのですが、どうやらそれは少数派の模様。

わが社でも、新入社員は営業に配属されますが、多くの社員は「商品企画」やら「経営企画部」やら「人事部」への配属・異動を希望します。
お客様先の新入社員の方とお話しても、「経理部」や「総務部」を希望する声が多く聞かれます。 
「なぜ?」と聞くと、皆さんこうおっしゃいます。

「営業は大変そうだから…」
つまり、「この部署の仕事をしたい!」よりも、「営業がイヤだから営業以外で~」という声が多いのです。

営業職はなぜ不人気?

若手社員から理由を聞くと、こんな回答が多く聞かれます。

・お客様と接することがプレッシャー
・社内調整が大変そう
・成果が定量化されやすい

まず、プレッシャー問題。若手ほど、いろんなプレッシャーが存在します。
・お客様にメールするのがプレッシャー、読むのもプレッシャー
・お客様との電話もプレッシャー
・お客様の質問に答えるのがプレッシャー
・お客様の要求に対応するのもプレッシャー
あああ、、、もう大変!  優等生ほど、すぐにお客様の質問に答えられないと自分を責めてしまいがちなので、要注意です。

次に社内調整問題。
皆さんの会社では、営業の地位は高いですか?低いですか?
単純なプロダクト販売の企業でない限り、営業の地位が低い=他部署の発言権が強い場合、営業職は苦労します。
お客様、社内で板挟み。受注した案件も、デリバリーまでに社内の塩対応に耐えて調整が必要になることも。
こんな辛いポジションは希望しません!というのが本音でしょう。

そして成果が見え過ぎちゃう問題。
営業は、「売上・利益金額」「新規顧客開拓数」「平均単価上昇率」など、いくらでも定量的に目標設定できてしまいます。多くの場合、結果はデジタルで出てしまうため、その事実から逃げも隠れもできません。
一方で、総務や営業企画などのバックオフィスは、言葉を選ばずに言うと「どうとでも目標設定も振り返りも出来てしまう」のが実情です。
若手からすると、「総務部の同期は先輩の下で社内説明会の補助でいーなー。私はお客様と接したり社内調整をして大変、さらにムリゲーな売上目標で評価されるって、不公平!!!」となるわけです。

この辺の背景を想像し、若手の気持ちを理解しようとすることが需要だな、と思っています。

営業の人気を高めるためには?

はい、この解を持っていれば「悩み多き営業マネージャ」なんて自己紹介はしておりません(笑)。ただ、ここ数年でたどり着いた結論は、

”いろんな職種経験してみて💛!” 

です。
実は、かくいう私は、新卒でそこそこの大企業に入社。法人営業に配属され、まさに上記と同じプレッシャーの中、仕事をしておりました。
営業ラブのセンパイ方から、沢山のありがたいお言葉や教えもいただきました。
でも、どーしても営業がイヤだった。
だから何も考えずに転職しました。

その後、編集やら新規事業開発やら商品開発といった職種を経て、営業に流れ着き。やっと営業の楽しさ、自由さを理解するに至りました。その辺のお話はまたゆるゆるとnoteに書いていきたいと思います。

本日の結論

  • 若手に営業職が不人気の理由は「お客様・社内・数字のプレッシャー」

  • 営業職を嫌煙してしまう背景・理由を理解しよう

  • いろいろな職種を経験すると、営業職の楽しさが分かるかも?!

お読みいただき、感謝です♪

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