1年生の聞く力

今日も
下校の早い1年生を集めて
お話をした。



内容としては、

『2年生以上が帰ってくるまでの予定を
 1年生で決めましょう。』

というもの。





・話し始める前に全員の目をこちらに集める。


・話し途中に目線を外した子の目を拾いに行く。


・外れた目線が再びこちらに向くまでじっと見つめて待つ。


・目をそらし、話の内容を聞き漏らした子のために
 もう一度同じ話を繰り返す。


・話の内容を正確に聞き取れたかを
 子どもに問いかけて確認する。







話をし始めてから、
この一連の作業を終えて
1年生たちが予定を立て始めるまで、

実に15分ほど要した。





普通に目を見て話を聞ける子に
話をする場合と比べると、

10分以上は
遊ぶ時間が削られてしまったことになる。




家庭、幼稚園・保育園・こども園、
学校、習い事…

これまでの人生で
目を見て話を聞く
機会にさらされていない分、

目を見て話を聞く』が
当たり前でない分、




目を見て話を聞く』ことは、
低年齢であればあるほど難しい課題である。








子どもが
目を見て話を聞く』子どもになるためには、


大人が
子どもの手本となるべく、
目を見て話を聞き目を見て話をする姿
見せなければならない。


子どもが
目を見て話を聞く』姿勢を作る機会
増やしてあげねばならない。





・無駄時間をなくし、遊び時間を増やすために

・きちんと目で聞いている子の時間を奪わないために




根気強く
目を集め目を拾い目を待ち続け



子どもたちのなかで
目を見て話を聞く』= 当たり前
にしていく。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?