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【全前置胎盤】緊急入院になりました|妊娠34週

執筆時点で赤子はお腹で元気にしています。
点滴でお腹の張り止めを投与して、赤子が育つ時間を稼いでいるのが現状です。

その日は妊娠33w6dで、日中には妊婦健診に行っていました。
夜23時頃、さて寝る準備をするか、とお茶を一口飲み
歯磨きの前にトイレに行って座った途端、目に飛び込んできた『赤』
生理開始時くらいの出血量に軽くパニック。
先に歯磨きをしに洗面所に行っていた夫になんとか異常を知らせ、とにかく病院へ電話。

「大丈夫なので様子を見てください」と言ってほしかったけど、言われたのは「すぐに来てください」
入院の荷物も持って、とのことで、説明が必要だから夫も一緒に、とのことで、
必然的に、先に寝ていた2歳のお子も連れて行かないといけなくなる。

タクシーを呼んで、病院に到着。
出血の悪化は見られない、赤ちゃんも元気。
警告出血との判断。
しかし、次の出血で危険な状態になる可能性がある、とのこと。
NSTでさらに赤ちゃんの様子を見つつ、今後の対応について検討がされ、
冒頭で書いた通り点滴で陣痛がこないようにして時間を稼ぎつつ次の突然な出血に備えるため入院が確定となりました。

入院した翌朝、担当医からもう少し追加の説明がありました。
内容は大きく下記の2点。
張り止めの点滴は2週間投与を行いそこで一旦ストップする
→ストップすると反動で張り返しから陣痛に繋がることが多い
 そのため、本来予定していた手術日より早い帝王切開となる可能性がある
全前置胎盤は、胎盤が子宮と癒着してしまっている恐れがあり、その場合出血量が多くなってしまうと考えられる
→止血の対応は行うし必要に応じて輸血も行うが、どうしても出血が止まらない場合、子宮を取ることもありうる

「子宮を取る」
ってかなり大事ですよね。
もちろんいのちには代えられない。
でも。
子どもは2人がいいなかって考えてた。
でも。
どうしてもというなら、養子をとることもできる。
でも。

「第3子をもうけることもできるが、選択していない」
「妊娠は望めないので第3子をもうけられない」
選んでいないと選べない、って、かなり大きな差ですよね。
もちろん、既に何らかの事情で子宮がない状態の女性もいらっしゃると思います。
その方は、もう既に心のなかで折り合いをつけていたり、もしかしたらまだ受け入れられていないのかもしれません。

手術中子宮摘出が必要になったら、もう有無を言わさず対応されてしまうのだと思うけど
どれくらいで受け入れられるかなぁ…。
なるべく無事に、出産を終えられるのが一番なので、今は心の平穏のためにも一旦考えないようにします…。

さて。
入院生活も3日目となりました。
基本的に、児心音測定・NST・血圧測定などの各種測定が日に何度かあり
食事の状況などについて聞かれ
朝夕に主治医の回診がある程度で、ゆったり過ごしています。
24時間点滴に繋がれ、まだ身体が馴染んでいないため副作用(動悸・手の震え・吐き気など)に悩まされていますが、徐々に緩和していっているように感じます。
看護師さんもみなさん親切にしてくださって、お腹が張るとよくないからとお水まで汲んできてくださいます(めちゃ申し訳ない気持ちになります…)

何が辛いかといえば、入院中はかわいいお子に会えないこと。
指定の場所であれば電話ができるのでビデオ通話をしていますが、お子の顔を見ると泣いてしまう始末…よわっちいお母さんでごめんね。
早く帰りたい気持ちはもちろんありますが、お腹で少しでも長く赤ちゃんを育てて、元気に産んであげて、
2人で元気にお家に帰ることがわたしにできる最善のことなので
家のこと・お子のことは夫に任せて、入院生活を頑張ろうと思います。

元々産休に入ったらパソコンでnoteの記事を書いたりいろいろしたいなぁと思っていたので
スマホからの更新になりますがまた何か書けたらいいなと考えています。
とりあえず、第1子出産の記録がキャリアメールの下書きフォルダから発掘されたので、それは供養がてら公開しようかなと思います。

ではまた。

ありがとうございます!あなたにも嬉しいことがありますように。