オンライン→オフライン

ここ数年、WEBでの打ち合わせがメインだった。僕の仕事を引き継ぐのもオンライン。

僕は引き継ぎの彼と顔をあわせて仕事をしたことが一度もなかった。どういう顔をしているのかもほとんど知らないし(画面越しもマスクだし)どういう性格かも知らない。

どういう伝え方をすれば伝わるのか。僕が言ったことがどこまで理解できているのか。全然わからなかった。

オンラインだと言葉のキャッチボールが難しい。妙な間ができたり、会話がかぶったり。雑談もできないし。

そういうものを乗り越えて、ある程度のコミュニティが確立できている間柄ならオンラインは有効だろうと思う。

緊急事態宣言明け、僕はすぐに直接顔を合わせた打ち合わせの場を設けた。それが今週の出張。

実際、顔を合わせてみると、僕が想像していた人物像とは少し違っていた。いい意味で。

ずいぶんと若いがしっかりしている。雑談を含めた会話もちゃんとできる。なにより打ち合わせでの発言が適切。

初顔合わせで僕は安心できた。これなら仕事を任せても大丈夫そうだ。

いくらオンラインが主流になろうとも、結局、相手をするのは生身の人間。相手が理解できないと、なにごとも前には進みにくい。

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