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同意のざわつき

舞台は学校。今の上司がこのクラスを受け持つ先生。僕はその生徒。窓側の一番前の席に座っている。朝礼の時間になっても先生は一向にやってこない。そんな夢。

朝礼の直前に僕は廊下にいた。そこには先生もいた。生徒に聞かれてはまずい話をしているらしい。会話はやんだ。そのまま朝礼に来るのかと思いきや先生はこなかった。どこに行ったんだ?

朝礼が行われない教室。どうしていいのかわからない空気。だけども誰もなにもしようとしない。僕は立ち上がった。

「やっぱ先生はおかしいよなぁ。一番大事な生徒をほったらかしにして。なにをしてんねん。俺が先生にゆうたる。

どうして急にこんなことを言い始めたかって?だって教室の空気がそうだったやんか。ここからこうしてみんなの姿を見ていたら、先生はおかしいって空気でいっぱいだったやんか。せやろ?みんなそう思うとるんやろ?だから俺がその思いをぶつけたんねん。

けどな、それは今じゃない。ひょっとしたら卒業するまで言わんままかもしれん。みんなの空気が爆発寸前で、これ以上無理や!ってなったときにぶつけたんねん」

教室はざわついていた。嫌なざわつきではなかった。同意のざわつき。

ここで夢は終わった。

まさに今の職場の状況。おかしいと思いつつも行動に移したりはしない。各々、文句は言っている。井戸端会議の愚痴。それで自分の正しさを主張している。変わらない現実を嘆くばかり。悪いのは他人。行動を起こさないあなたは同意しているのと一緒なのだよ?

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