盛岡から帰路へ
旅の最終日。宿泊した地は盛岡。とくになにをしたってわけでもなく宿泊したのみ。
翌日は盛岡の街を少しブラブラしてみようかと思ったのだけれど、早めに帰路につくことに。午前中発の新幹線に予約を変更する。
朝はもちろん散歩した。かなり早朝。どういってことない住宅街を散歩するのが好きなのだ。
マップを見ながら川があれば、そちらの方向に向かう。今朝の川の様子は少し激しい。架橋の下を歩けば、轟々という音に恐怖を感じるくらい。
適当に歩き過ぎて結構な時間を散歩してしまった。
ホテルのチェックアウトは9時半。10時開店の百貨店に向かうのだ。
ここ岩手では選挙があるらしく、朝から選挙カーが賑やかしい。
「ありがとうございます!今、手を振っていただきました!頑張ります!」
ご苦労なことだ。そんな景色をながめていると百貨店の開店時間。百貨店という名はついていないものの実に百貨店らしい。
デパ地下のみをぐるりと見てまわり、いそいそと駅に向かうことに。出発まであまり時間がないのだ。
10時50分発。新幹線はやぶさ。盛岡から南下する路線でようやく新幹線らしいスピードになる。東北の新幹線は名ばかり新幹線。ほぼ特急。九州新幹線もそうだったな。在来線を走るし。
昼過ぎには東京に到着。歌舞伎座で新水滸伝を見れば僕の旅は終わりだ。
旅が終わればいつも思う。出かけてよかったなと。
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