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くしゃくしゃ
いらなくなった紙をくしゃくしゃっと丸めて捨てる人が嫌いだ。
まず第一に音がきらい。あの音を聞かされるだけでイライラする。お前はきち○いか?とまで思ってしまう。
そして、エコではない。くしゃくしゃに丸めて古紙回収に出す人なんてまずいない。ということは、そのままゴミ箱にぽいっと捨てるということだ。
資源として生まれ変われる紙を単なるゴミとして燃してしまう。人間性まで疑ってしまう。
1万歩譲って、それをゴミとして捨てた場合、くしゃくしゃに丸めた状態だと、すぐにゴミ箱はいっぱいになってしまう。
折りたたんで捨てれば、丸めた紙の数分の一、いや数十分の一の体積で捨てるのだから、ゴミ箱がすぐにいっぱいになるなんてことはない。
ゴミ箱がすぐにいっぱいになれば、他の人は困るし、それを処分する手間も必要以上にかかってしまう。非効率的な人間はだいっきらいだ。
ゆっくりゆっくりとくしゃくしゃにする人なんてまずいないから、そういう人間はせっかちに違いない。僕はせっかちな人間とは合わない。
以上の理由から、僕は紙をくしゃくしゃに丸めて捨てる人間がだいっきらいなのだ。あの音を聞くと「お前を丸めて捨ててやろうか!」とさえ思ってしまう。
あれ?なんだか僕のほうが性格悪くない?
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