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無理が積み重なり

水曜日に体調が悪くて仕事を休んだ。季節の変わり目は体調を崩しやすい。その日は本当になにもせずただただ布団に包まって目を閉じていた。寝てもいなかったと思う。

翌日、熱も下がったので仕事に出かけた。しかし夕方頃から再び寒気を感じるようになった。「あと少しで仕事が終わるから」と我慢したのがいけなかった。

家に着くなり、またもや布団に包まった。家にある布団を全てかけてもまだ寒かった。寒気が収まったころに保冷剤で体を冷やした。熱を測る気さえ起こらず、ただただ安静にしていた。

僕はどうしても体調を取り戻したかった。翌日、立川で行われる歌舞伎を観に行く予定にしていたからだ。

義経千本桜。澤瀉屋の十八番だ。当初は猿之助が出演する予定であったが、予定は変更され花形歌舞伎となった。

それを観たあとは多摩モノレールに乗り、静岡方面へ行き、特急に乗って帰るという予定にしていた。後半の小旅行の予定は全て昨日のうちにキャンセルしていた。またの機会を作ればいい。しかし歌舞伎は逃せば、再びはない。最悪、チケットが無駄になることも覚悟した。

翌日、さいわいにも体調は回復した。しかし、一日が終わる頃には体力が落ち再びつらい状態になることは十分に考えられたから、無理のない一日にするつもり。

普段アクティブではない僕はアクティブ過ぎる日々を送っていたから無理が生じたのだろう。とはいえ、来週は月曜日から出張でそのまえの三連休に再び小旅行を予定しているのだった。小旅行は延期すべきだろうか?悩みどころである。

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