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チーム崩壊

この日が来ることはなんとなく予想できていました。我がチームは崩壊に向かっている。いや、すでに崩壊しているのかもしれません。

ベテランのひとりが退職することを決意したそうです。すでに退職届は提出済。今のリーダーと反りが合わなかったことは誰の目にも明らかです。それでもリーダーは執拗に追いかけた。結果、手が届かないところまで逃げられてしまった。

リーダーと他のベテラン勢も意見は合いません。そもそも話し合いにもなりません。意見しても「ベテランなんだから自分で考えたら?」「その意見は却下ね」と門前払いです。自分で考えたいのは山々なのだけど、その情報がない。却下される理由もわからない。その他大勢が「黒だ!」といっているのに彼ひとりだけ「白でしょ?」と言い張る。

僕はある時から諦めていました。この人を頼りにもしても埒が明かない。相談することを諦めるかわりに報告することもやめよう。必要最低限のコミュニケーションしかとらないと決めたのです。それでも彼は何も言ってこない。リーダーでありながらひとり職場のような状態。これでチームが成り立っているといえるのでしょうか?

夏には本人の希望ということで若手を配置転換させました。同じ職場のベテランひとりは年明けには退職してしまうというのに。残されたのは経験の浅いふたりだけ。このふたりでどうやって仕事を回していけというのでしょうか?この状況は多くの部署に影響を与えるどころか、仕事がまわらないことにより大きな問題が発生することはじゅうぶんに予測できます。

リーダーおろし。これを画策しようにも今の総理大臣と同じく後継者候補がいないのです。どうすればうまくいくのか。どこに答えがあるのか。水面下では前リーダー相談して動こうとしているのですが、八方ふさがりで身動きが取れない状態なのです。

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