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ルパン歌舞伎と超歌舞伎

ルパン歌舞伎を観たのは先週のこと。近年ではいろんなものが歌舞伎になってるからさほど驚きはしなかった。モンキー・パンチは歌舞伎通らしい。
ルパンは実にルパンだった。銭形警部はアクが強すぎる気はしたが、やはり銭形警部だった。
最後の場面は白浪五人男。なぜ唐突にこの場面?と思ったが。アニメ版でこの場面があるらしい。
客入りは上々ののようで追加公演、オンライン配信もあるらしい。
そして今週末は久しぶりの歌舞伎座。今月は3部制。1部、2部を観劇。1部は獨道中五十三驛のひと場面。猿翁演出。通し狂言で行われたときは京都の春秋座まで観に行ったなぁ。オドロオドロしさ満載でよき。
そして、超歌舞伎。まさか歌舞伎座で上演されるとは思わなかったなぁ。ニコニコ超会議のオンライン配信でずっと観ていた超歌舞伎。新橋演舞場で行われたときよりもよかったなぁ。初心者にもわかりやすく歌舞伎のいろんなものが盛り沢山。普段はみかけないような客層だった。公演がはじまってもずっとおしゃべりをしていた子どもの家族連れ。途中で退席されられたようで戻ってことなかった。係員の英断。
2部。中村屋の爪王。鷹と狐のバトル。言葉少なの白で統一された舞台。激しいバトル。かっこよかったなぁ。楽しみにしていた演目のひとつ。
最後は年末らしく忠臣蔵もの。松緑の舞台ってあまり見る機会がないんだけど、声がよく通るひとなのね。去年の荒川十太夫がなんかの賞を取ったらしく、その続き(前段?)のお話。シリーズ化されていくのでしょうか。
今年の歌舞伎鑑賞はこれにて。

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