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「数と象徴」

πとφと魔

 初等教育で習う公式「円周率」と、デザイン等にこっそり組み込まれている比率「黄金比」。あなたはこのπとΦについてどれほど知っていますか?我々の住むMatrixでは自ら求めぬ限り、πとΦについての真実を知ることはありません。なぜなら古き智慧だから。古き賢者が大衆への流出を嫌った大切な智慧の核だから。

 この秘密に触れる者は時代を問わず、異端・狂人・魔女あつかいです。智慧を行使する者たちにとって好ましくない結果をもたらすのは目に見えていますからね。ですからわたくしは綴ります。

 えっ?なぜ綴るのかですって?

 現代の魔女だからよ。

 古き智慧を翻訳し現代に伝える魔女だから。あなたの住むMatrixは、古き智慧を伝えるものを「魔」と定義する世界。そんな世界だからこそ、わたくしは”魔女”という称号を喜んで受け入れているの。

 ではそんな魔女が魔道の基本「数と象徴」について綴ってまいります。

騎士バナー

基本的な考え方

 この世に唯一無二の物理法則を記したものが神話というヴェールをまとった宇宙論です。唯一無二の数学的秩序に文字が添えられたもの。要するに、唯一無二を数・幾何学で示し、足りない部分を自然の擬人化である神々のドラマ(文字)で捕捉した物語が神話です。故に本質は数・幾何学。

 数・幾何学は唯一無二であるため、同様に唯一無二である「物理法則」がそのまま現れます。つまり「図形の成り立ち」はそのまま「宇宙の成り立ち」なのです。形の成り立ちを追ってゆけば、自ずと宇宙の始まりが理解できます。なぜなら、上の如く下も然り、下の如く上もまた然り。上(宇宙)の法則が下(地球)に適用されるなら、その逆もまた同じであり、「地上の唯一無二」は「宇宙の唯一無二」と同じとなります。換言すれば、神と数・幾何学はイコールです。故に数・幾何学は神聖な智慧であり、大衆には隠されるのです。そんな隠された智慧を伝えるのが魔女の仕事。では数・幾何学から神(物理法則)を読み取ってみましょう。

名言テスラレ

πとΦ

 まずは全ての始まりは「点 / 円」から。文字にしろ数にしろ形にしろ、全ての始まりは「点」からです。真っ白のノートに何かを書き始める一手目は必ず点でしょ?そこから線が生まれ、文字なり数字なりの図形なりの形となる。

 同様に、宇宙の始まりも点からです。無の空間に生じた点は「自己完結の三位一体」をもって円になります。「中心点・半径・円周」の三位一体。

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 「第一原理・点 / 円」

 円は唯一の完璧な図形であり無限。その所以は、"単独"の三位一体「中心点・半径・円周」で形をなし、円周から中心点までの距離はどこをとっても"均等"であり、円周は終わりが無く"無限"だからです。「神の名と神聖な数」で第一原理の神の名に、円にまつわる数が隠されておりましたが理由はこれに起因します。

 ただ、どれほどの力を持っていようとも円だけでは形あるものを生めません。この世で物質が形をなすには「父・母・子」の三位一体が必須です。換言すれば「似て非なる対」と「その両者の子」。

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 「第二原理・似て非なる対」「円の中に等しい大きさの二つの円」

 「第一原理・無限の円」は「第二原理・似て非なる対」を産み、三位一体の無限の連鎖を構築しました。陰陽、プラスマイナス、凸凹、天地、雌雄、左右などなど、この世が似て非なる対の拮抗状態で成り立っているのは、この第二原理が原因です。そしてこの第二原理の結果、第一原理の複製である「子」が生まれます。

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 「流れ」というものは二点では往復してしまい循環はしません。三点で初めて循環を始めます。ですから「第一原理」の複製である「子」は三点でこの世に形を成しました。「生・死・再生」「破壊・維持・再生」「父・母・子」と呼び名は違えど示すものは同じ"三つで一つの繰り返し"です。様々な宗教で「3」が大切にされる理由は上記に起因します。

 この三位一体で形をなす時、同時に現れるのが黄金比です。三位一体というよりは、似て非なる対が子を産む前の段階で発生します。

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 中心点から円周までの垂直の線(半径)を「1」とした時、右側の短い線は「マイナスの黄金比0.618」であり、左の長い線は「プラスの黄金比1.618」です。そして子が生まれます。

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 父母子の3つの円を長方形で囲った時にも黄金比が現れます。中心を1とした時、左右は0.618です。

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またこの時、黄金比だけではなく、白金比、白銀比なども生じます。※貴金属比 
 

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 我々の住む世界は三次元ですので球に展開します。

無限宇宙

 物質を生成する「父母子」の三位一体は下へ下へと無限の連鎖を続けます。この無限の繰り返しの結果の一つが我々の住む地球。これらをあなたの住むMatrixでは以下のように表します。三位一体と無限の繰り返し。

繰り返し


そして象徴へ

 この世の根本原理の「第一原理」「第二原理」「その成り立ち」を知ることで象徴が理解できるようになります。象徴は古ければ古いほど数・幾何学をシンプルに転写しただけですので根本原理を理解するだけでも簡単に読めます。例えば、、、

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 第一原理と第二原理の「三点」は上向きの三角で表します。「第一原理の大きな円」と「その中の似て非なる対の二つの円」。数式で言うなら「1+2=3」です。

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 第二原理とその両者の子の「三点」は下向きの三角で表します。「似て非なる対」と「そこから生まれた子」。数式で言うなら「1+1+1=3」です。そしてこの三位一体の原理は「1+2=3」も「1+1+1=3」も、どちらも唯一無二の根本原理で大切ですから、合わせて象徴化する場合もございます。二つの「3」を合わせた象徴はこうなります。

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 そして忘れてはいけないことは、第一原理が発生したと同時に生じた「理」、つまり「時間」。時間という”流れ”も発生したからこそ、三位一体の無限の繰り返しが始まったのです。故に「時間の神」というのはいつも最上位に鎮座するのです。上記の象徴画でも、賢者を取り囲む楕円は時間の象徴の蛇です。

つまりはね

 わたくしがお伝えしている「古き智慧の翻訳」とはこういう事です。簡素な数や図形は我々が教えられる以上の意味を持ち、象徴は我々が知らされるものとは別の意味を持ちます。擬人化された神を持つ宗教の概念では見えぬよう”宗教を作った人々”が上手に”意味”を隠しましたから。それは昔々のお話ではなく今もなおです。冒頭の言葉を思い出して下さい。「我々の住むMatrixでは自ら求めぬ限り、πとΦについての真実を知ることはありません
 
 あなたがこの記事を読んでいると言うことは、自ら真実を求めた結果です。願わくばそのまま歩みを続けて下さいまし。わたくしに出来ることは扉まで案内すること。その扉を開け進むも戻るもあなたの意思。全てはあなたの意思

アリスマトリックス油絵

 本件のタイトル画像の意味が理解できましたか?

 おまけといたしまして、以下に幾つかの象徴画を貼ります。本件によって、あなたの象徴の見え方が変わりましたなら幸いです。

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三位一体

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本:『As above So below』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09TDT58PB

ブログ:Above the Numbers Below the Numbers
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