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現代における大学進学の意義について

note, day 2

こんにちは.生物系基礎研究者Katsuo77です.

自分の人生を振り返りながら,これからの時代を生き抜くヒントを共有するnoteを書いています(勝手にヒントだと思ってるだけかもです笑).

今日の記事では,若手大学教員が考える『大学進学の意義』について綴ります.

まず結論から.


大学進学の意義 → 大学でしか学べない専門性を深めたい人にとっては最高の場所.それ以外は時間とお金の無駄.


では,まいります.

季節柄,Twitterで以下のようなツイートが散見されます,

『○○大学に合格しました!』

『第一志望の学科ではないけれど,なんとか○○大学に合格しました!』


など,そしてこのようなツイートに対するコメントで,


『○○大学ですか!?すごいです!おめでとうございます!』

『○○大学!自分も来年目指しているので励みになります!』


など,かなり適当に書きましたが,大体こんな感じのツイートが多いと思います.

大学に合格すること自体はおめでたいことですし,このツイートが悪いというつもりは一切ありません.

しかし,このようなツイートを見ると私は違和感を覚えてしまいます.


なぜでしょうか?


それは,その人が大学進学する『目的』について言及されておらず,あたかも,大学に合格することが目的だったかのように感じるからです.


大学に合格したことは本当にうれしいことですし,今まで頑張ってきた証でもあると思います.


しかし,大学に合格したことによって生まれる本当のが嬉しさは,自分の目的達成に向けて一歩前進したこと,,だと私は思います.


大学はそもそも義務教育ではないわけですし,本来は自分が興味がある分野の専門性を高めるため学校です.ですから,大学進学を決めた(高校生までに)ということは,自分が専門性を高めたい分野が明確である必要があるわけです.


これ,きーワードです.『専門性を高めたい分野が明確である』.


当然のように思えるかもしれませんが,今の大学生にこの質問をしてまともに答えれらるのはどれほどいるでしょうか?容易に想像できると思います.


学費,一人暮らしの諸費用(実家生以外)など,高いお金を払うという行為の本質は何か考えてみてください.


大学に対して高いお金を払って進学するということは,それ相当の対価・価値がを得るための『投資行為』なのです.


つまり,本来,大学進学を決意または合格した人が期待すべきは,大学で学ぶことのできる知識・技能が卒業後の自分がやりたいことに役立つ,ということだと思います.


大学はあくまで,将来やりたいこと・目的を達成するための通過点であることを忘れてはいけません.


自分の目的を達成することが大学で学べないのであれば,進学という選択をしてはいけません


逆を返せば,目的さえしっかりともっていれば,大学は目的達成への手助けをしてくれる最高の場所ということです


今の世の中あらゆる情報に触れることができますし,行動力さえ伴えば何でもできる時代です.


同級生がみんな進学するから自分も進学しようとか,進学したとか,それじゃダメです.本当に.


あなたの人生です.周りの学生は親の意見に流されて自己判断を誤ることほど悲しいものはありません.


まずは目的を明確にしてください.

現時点での目的で良いです.将来的に今の目的が変わっても全然OKです.

目的がないのになんとなく大学進学,というのは本当やめましょう.


今日はこの辺で.

次は,『これからの大学の価値』について書こうかな.

じゃ!










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