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タイムライン

タイムラインから、わたしの顔の、鼻のあたまへと働きかけてくる命のこえ。

世界中で起きている、胸を傷めてしまうようなひとつの事柄は、ひとりのたいせつな命は、わたしたちの未来、未来のいのちのために何をしらせてくれているのだろう。

私が、どんなに誰かを傷つけないでいたいと願い、祈るようなきもちでじぶんに言い聞かせて生きてみても、それは圧倒的にいつだってコントロールの外にあって、唯一コントロールできることがたったひとつあるとすれば、それは私の奥にかすかに漂う意識くらいしかないことを、いまのこの時代があらゆる瞬間を遣って報せてくれているのかもしれない。

毎日、いまこの瞬間にひとつ、いきをしているだけで、二酸化炭素をはいて、私は、わたしたちの愛してやまないこのうつくしき地球を傷つけてしまう。

たぶん、ひとは生きているだけで傷つけないことも、傷つかないでいることもできなくて、それでも、それだから、自然として生きることは燃えるように輝いて、胸をかきむしられるほど、どうしようもなくいとおしくて、醜くて、美しいのだとおもう。

これからも、たぶん私は、傷ついたと感じてしまうことや、傷つけてしまったと感じてしまうことに、たくさん傷ついてしまうかもしれない。愛しているから。けれど、その恐さも、痛みも、地球にいきるよろこびを、まるごとすべてを受け止める覚悟をして、ひとを愛することをじぶんにゆるせるのなら、それはとても素晴らしいことのように感じてる。

小学生の頃、自覚できる年齢で描いた私の夢。

保母さんだった。その後、歌手、心理学カウンセラー、写真家、アーティスト、年を重ねるごとに夢はそのときに必要なものへと形を変えていったけれど、小学生のあの夢を想ったとき、そこにはなにか理由なんてなかった。理屈ではないもの。その気持ちはどんなことをしていても、土の下に絶えず湛えたわたしの真実であり、誰かをひたむきに愛することは、ほんとうの私が一番に夢見てきたことで、やっと、隠さなくていいと思える出会い、瞬間にめぐまれた。

宇宙がどこまで広がっているかも、じつは小さな点ほどのものかもしれないことも、本当にわからないことだらけのこの世のなかにいて、その点ほどにちっぽけな私にできることはそれしかないし、それこそがこの世界で私のやりたいことだし、この地球に生まれさせてもらえた私の、授かることのできた有り難い使命なんだと想う。

ずっと、理解されるわけないと思って生きてきたこれまでの日々は、他でもない、理解することをゆるせていなかった私自身の手でつくりだしてたんだと気付いたら、いままで出会えたひとたちが、どれほど私のことを理解しようてしてくれていたか、応援してくれていたか、助けの手を無条件にさしのべてくれていたか、受け取ることを恐れていたじぶんの存在に気づかそてもらった。同時に、感謝のこころがこれまでのわたしのこともこころごとヒタヒタにし満たしてくれた。

ありがとうと、想う気持ちを、こころを、これからはわたしというフィルターを透き通して、この世にたったひとりしかいない相手を愛しぬく循環をエネルギーにして、出会い、関わり合い、周りにいてくれる大切なひとたちと、愛の輝き、いきることのよろこび、調和する世界のうつくしさを分かち合って、共にあそぶことを楽しみ、敬いのなかで互いを認め、笑顔をいとしみ生きていくことで、この世に恩返しをして、遠い遠いいのちにつないで、この地球での生活を去っていたいとおもう。


 

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