赤っ恥であればあるほど、後に格別に美味しいネタになる。 冷や汗・脇汗が、美味しい調味料になる。
令和元年水無月1日 毎日ARUYO通信第287回
赤っ恥であればあるほど、後に格別に美味しいネタになる。
冷や汗・脇汗が、美味しい調味料になる。
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今週は月曜日と金曜日の2回、電通的な会食がありました。
月曜日は電通or博報堂に勤務する、慶應ラクロス部OB会。
金曜日は、電通時代の上司とその後輩(かつラクロス部後輩)&その奥さんとの会でした。
いずれも、大変温かく、楽しい時間でした。ご一緒させて下さった皆様、有難うございました!
そういった会になれば、当然、思い出話に花が咲くのですが、その中心は、しでかしてしまったorこれ、やっちまいました!
って出来事ばかりなんですよね。
例えば、
大先輩への初めてのメールで、その先輩の名前を間違って打ってしまったこと。
とか、
初めての競合プレゼンの時に、唯一任された、映像資料の再生ボタンを押す、という仕事を全うできなかったこと。
とか、
競合プレゼン資料の印刷が間に合わなくて、部数が揃わないまま出発することになってしまったこと。
あるいは、
新聞広告を発注したつもりになっていて、ちゃんと発注出来ておらず、掲載日前日に枠がないことを発覚したこと。
などなど、
しでかしてしまったことは山ほどあるのですが、
今思えば、
あったなー、そんなこと笑
です。
そんな話であればあるほど、話のネタは尽きなくなりますし、あんな経験があったから今があるんだなって思えるようになるんですよね。
当時は、とんでもなく冷や汗&脇汗をかいて、そわそわしまくって、「大恥をかいた!」みたいな気分になっていましたが、
今となれば、全部が美味しいネタになっています。
不思議なもので、うまく行った仕事ってのはあんま思い出されません。
もしかしたら、
上手く行った話っていうのは、美味くないのかもしれませんね笑
この手のしでかしてしまったエピソードっていうのは、初めての経験、新しいチャレンジに多いもの。
新しいチャレンジには、その瞬間は、「これ、やっちまった!」「やべー」としか思えないことが付き物なんです。
わからないこと、やったことがないことばかりだから、そんなことに山ほど遭遇するのは当たり前なんですが。
でも、そういった出来事も、周りの皆さんがめちゃ助けてくれるので、結果的に乗り越えることが出来るもの。
なので、新しいチャレンジをして、仮にその時は「やっちまった」としても、時間が経てば美味しいネタになりますし、上手くいったら、普通に万事OK。
つまり、どっちに転んだって、美味しいわけですから、チャレンジはやりまくった方がやっぱり良いってことです。
もし、最近、あなたが、
しでかしてしまった
やっちまった
大恥かいちまった
みたいなエピソードがないとしたら、それはチャレンジ不足ということなのかもしれませんね。
赤っ恥であればあるほど、後に格別に美味しいネタになる。
冷や汗・脇汗が、美味しい調味料になる。
って、思考回路を築くことができれば、
怖いものなんかなくて、どんどん攻めて行けるのではないか?
思い出話をしながら、そんなこと思ったのです。
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思い出話で花が咲くのは、上手く行ったことではなく、しでかしてしまったことばかり。
そういう話が美味しいネタになる。
そんな、しでかしてしまったエピソードってのは、新しいチャレンジに付随するもの。
しでかしてしまった
やっちまった
大恥かいちまった
量は、チャレンジのバロメーターなのではないか。
赤っ恥であればあるほど、後に格別に美味しいネタになる。
冷や汗・脇汗が、美味しい調味料になる。
そんな思考回路で生きていくのだ。
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