記憶を呼び起こすには脳内を「ググ」るのではなく、「タグ」るがベスト!?

セミナーの合間に時間があったので、石垣島からフェリーに乗って竹富島まで行ってきました。
行きは大型のフェリー。船内の中央にラウンドテーブルがあったりとか、左右それぞれに3人掛けが10列くらいある感じで非常に安定感があり、揺れも少なかったです。
一方、帰りのフェリーはかなりの小型。船内の席を確保することができず、船の外側にある席に座ることになりました。出港後、モーターが回転する振動が伝わってきて、石油の匂いもしてきました。すると不思議なことに今までの過去の「船の記憶」が蘇ってきました。しかも鮮明に。
例えば、
・10歳のときに、マレーシアのティオマン島というリゾート地で小型の船に乗ってサンゴ礁を見に行ったこと
・11歳に時にグレートバリアリーフに行って船に乗って、サンゴ礁やサメを見た記憶。しかも、この時は船で食べた食事が美味しくなくて、その残飯を船員が船から海に投げたところ、大量の魚が寄ってきてパクパク食べてた光景まで思い出されました。
あるいは、
・卒業旅行で南米パタゴニアで船に乗って氷河を見に行った時のこと。急に巨大な氷河の塊が落ちて、とんでもない勢いで船が揺れ、転覆して死ぬんじゃないかって恐怖を覚えたこと
などなど。
どうしたら、こんな古い記憶が…てか自分でも「こんなことよく覚えているな」って記憶が鮮明に蘇ってくるのか?
やっぱり人間の脳って半端じゃない!って感心してしまいました笑
で、なんでここまで鮮明に呼び起こされたのか?その理由について考えてみました。それは、
船×石油の匂い×モーターの振動×海
という複数の要素が同時に起こったからではないか。それらが、脳の中に「タグ付け」されていたから。脳にタグられていたから
ではないかと。
で、タグの数は一つよりは多い方が良いのではないか。多ければ多いほど強力になるのではないか。
実際行きに乗った船では全然こういった記憶が呼び戻されなかったので。「船」というタグ一つでは弱かったってことになりますよね。
今回は、このような外的な要因で記憶が呼び覚まされたわけですけれども、これを自分の力で再現性をもって呼び戻すことは出来ないのだろうか?

すなわち、今まで学んできたことやこれから学んでいくことを仕事に活かすために、どうすれば、効率的に効果ある形で呼び起こせるか?です。
おそらく、その1つの鍵は
タグ付けするキーワード=タグを用意するっていうこと
脳には、膨大な記憶が格納されているのですから、「ググる」では検索が大変そう。呼び起こせない気がしませんか。膨大な記憶が同時にヒットして、キャパを超えていて、どれも思い出せないとか。
「タグる方」が脳への負荷が少ないし、しかも連想ゲームもしやすいので、芋づる的に付随記憶も引っ張られそうな気がします。
で、効果的な「キーワード」というのは、強烈な1ワードが理想的。あるいは、普通の言葉であれば、複数を重ねるってことではないかなと。今回のように掛け算で呼び起こされるので。
強烈ってことは自分にインパクトがあるってことなので、オリジナルで作った言葉が理想的なのかもしれません。
ティーンの間では、検索はいまや「ググ」るではなく、twitter上で「タグ」るらしいので、
脳内も「タグ」るのが効率的かも!?
といくことで、
タグ付けを意識し、最適解を探してみます。
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 中田雅之

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