EMDR治療#12 現在の夫からの不同意性交

わたしの感覚だけど、
EMER(PTSD治療)は、現在から遠いほどストレスは少ない。

生後6ヶ月の記憶からスタートして、現在に近づくにつれ、治療前は気が重くなっていった。

前回の前夫の回も気が重かったけど、今現在一緒に暮らす夫とのトラウマ記憶を扱うんだ、、、と思うと、前回の治療直後からすでに気が重かった

考えすぎるとフラッシュバックが始まってしまうから、できるだけ考えないように、先生と考えてきたリソース記憶を活用して、なんとかフラッシュバックを抑えながら、緊張の時間を過ごした。


治療はこれまでと同じように、視覚、聴覚、触覚を刺激しながら進んだ。

これまで抑えてた記憶や感情を、安全な中で思い切って感じてみた。

PTSDは時間がお薬にならない

苦痛は時間を飛び越えてくる


辛さ、
無力感、
言葉にならない何か、

フラッシュバックの臨場感に耐えていると、先生がその状況をフォローしてくれる。

力が抜けてしまうのも、自分を護るため。
危機的状況の生き物としての本能だということ。


そうか、わたしはこうやって自分を護ってたんだ、、、

何もできなかった自分が理解できなくて、

もっと大きな声が出なかったことを後悔ばかりしてきたけど、

あれはわたしがわたしを護って頑張ってたんだ、、、


何もできないにも意味があった


しっかり理解して
あの時のわたしを受け入れた後、


今のわたしが助けに行く。


あの時できなかった声を出させてあげる

言いたかったことを言わせてあげる


過去を過去に、してあげる


たくさん泣いて

たくさん怒って


ようやく長い旅が終わる


レベル10あった辛さは、1〜2になった。


相変わらず0にはならない。
でも、頑張っで乗り越えた実感はある。

体感も変化して、きちんと体感できた。


ようやくここまで来た。

無理だと思ってたところまで来れた。


気づくと2時間もEMERしていたようで、身体もどっと疲れていた。

現在に近づくにつれて、治療時間が長くなっていたいて、治療前のどんよりに繋がってたのかもしれない。


先生と振り返りをしながら、
「ようやくここまで来れた」そんな気持ちもあった。

EMERは毎回きちんとテーマがあって、ターゲット記憶を修正して終わるから、途中は辛いけど、毎回達成感がある。


今日はコレを頑張った!
長年闘ってきたコイツをやっつけた。

ハッキリそう思えるのがありがたい。


それでも治療を進める過程で、抑えてた記憶が掘り起こされる事もあるあら、

そういうのがあれば、次回また。と言う事だった。

治療前に書き出した大きなトラウマ達は、一応終わった。


EMERの影響で、2〜3日フラッシュバックが起こるけど、自然と収まることも知っている。

これは外科の手術と同じで、切られたところはやはりしばらく痛むのだろう。
隔週で大手術してるようなものだから、しんどいけどゴールに向かう痛みだから耐えられる。

これまでの終わりのない痛みとは違う。
予後の痛みくらい、なんでもない。


わたし、お疲れ様。

やっと終わりが見えてきたね。


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