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Arutoクサカベ
2021年1月6日 05:11
そもそも私にとって絵とは、私が求める新たな世界を構築することを目指すものである。それは主として私が知覚世界で感じた魅力。例えば日差しの強い真昼の住宅街の住宅の屋根と屋根から落ちる影が成す妙な図形に感じた魅力。雑誌に載っている服の皺の魅力。古代の壁画の一部分の造形的魅力。それらは風景であったり作品であったりするが、私にはそれはどちらでもよく、ただ対象の魅力として私を惹きつけると同時に、額縁に納める