ここが変!日本の武道、武術。シーズン2

こうして、封建的で保守的な、変わろうとしない剣道界が見えてくる。

伝統を重んずるあまり、悪い体質まで変えようとせず、暴力、体罰問題が、世間で言われていても、「関係ないよ」というのが、剣道界の風潮なのだ。

更に問題なのは、軍国主義時代の、思想を未だに引きずっている事実である。

日本の武道は、軍国主義時代に、国民の戦意高揚に利用されていた。それ故、終戦後、GHQは、武道禁止令を出した。
その後、武道は、日本の文化財という事で、武道禁止令は解かれ、各武道は、平和的スポーツとして新たなスタートを切ったのである。
にもかかわらず、剣道は、こっそりと、軍国主義時代の精神論を、未だに生徒たちに一部道場で吹き込んでいる。

これは、剣道界特有の問題である。

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