在宅介護に役立つもの

医療が母体で訪問看護併設のケアマネ事業所。

がん患者さんを担当させて頂く事が非常に多い。ターミナル期にある方が多く、急激に状態が低下される事が多い。

そのため、その家族からはいきなり介護が始まった！と言われる事が多い。

アルパカさん。何をどう用意すれば良い？

良く聞かれる。何がどれくらいの期間使えるか正直月単位、週単位、日単位で変わる事も多いから安いものを買ってみて、長期必要になったらそれなりのものを用意しても良いのでは？ということが多い。

そんな中でも、これは便利、そして良いって言われるものがいくつか。

①ペットシーツ（使い捨てのシート）:失禁される事もあるため、防水シーツの代わりに使い捨てられる。陰部洗浄や洗髪等々なんでも使える。寝たきりの方のシーツ交換や防水シーツの交換も結構大変。ペットシーツなら気軽に交換できる！介護用も売ってるけど高い。ペットシーツはかなり安価。100枚で1000円もしないこともある。試しに少量のものでも良いかも。ワンちゃん飼っているお宅ではそれ使いましょうって言うこともしばしば。

②まぐまぐ:乳幼児向けの吸口が変えられるカップ。横にしても倒れない。持ち手が両方についている。ストローだと吸えない人が飲み口がいろいろ変えられるから本人に合わせて付け替えられる。人によっては哺乳瓶で自分で飲んでる方も。吸飲みより使いやすい。

③ペットボトル:陰部洗浄用のボトルは高い。ペットボトルのキャップに千枚通しとかでいくつか穴を開ければ完成。洗髪用とか複数用意してる。（訪問看護の事務所には千枚通し完備）

④100均の数々:まずは100均で買ってくださいねって。以外と介護関係のグッズ売ってるねんな。そしてS字フックやワイヤーハンガーは無茶苦茶使える。ベットサイドになんやらかんやら吊るしたり、点滴スタンドがなければハンガーを曲げてそこにかける。

⑤ガン末の方で食欲無い方の最強食べ物:ガ○ガ○君。かなりの確率で最強。どうしても吐き気やしんどさで食べられない。アイスは栄養高いねんけど乳製分がさらに気持ち悪いって方が多い。そんな中、ソーダ味は最高に食べやすい。糖分と水分がとれる。氷だから嚥下も比較的よい。あ○きバーもいける人が多い。一口ずつって人はそれを何等分かにしてジップロックにでも入れといて少しずつ食べてもらうことも。訪問診療の先生ともガ○ガ○君最強説は崩れないねと。

まず身近にあるもの、安く買えるものでやってみるというのがええと思います。

他にも思いついたらまたあげてみよう。