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ケアマネ不要論

ケアマネジャーの受験資格。

よく国家資格?って聞かれるけど実はちがうんだな!

介護支援専門員実務研修受講試験を受験するためには一定の実務経験が求められ、その上で各都道府県で試験を受ける。そんでもって、5年ごとに更新研修を受ける。うちはさらに主任介護支援専門員ももってるからさらに研修だったりがあんねん。あんまおもんない研修を何十時間も受けんとあかんねん。そんでもって、それを受けないと更新できないっていうね。金と時間がかかる資格なんよ。そんでもって結構年配の人多い。ほんま80歳近い人も研修受けにきてはるんみるとびっくりするもんな。

一応書いとこう。

受験資格については2018年から一部改正されて実施されてん。

以下の業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者
・該当の国家資格等に基づく業務(※)
・生活相談員・支援相談員・相談支援員・主任相談支援の業務
(※)該当資格:医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作 業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語 聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理 栄養士)、精神保健福祉士

その前はもう少し門戸が広く、なおかつ資格によって試験範囲の免除とかあったけど、この改正以降、受験者も減ったし、合格率も下がったらしい。さらに、うちの県は去年試験が台風で流れ、合格者の研修が新型コロナの影響で流れた。

さらには、介護職の処遇改善が結構盛んに行われたから待遇面でも見劣りする部分が出てきてなる人が少なくなってん。

ということは、今ケアマネ業界は人手不足だったりもする。

かくいううちの所、依頼はめちゃくちゃくるのに、件数ギリギリで、ひとがたりんくて、受けたくても受けられないこともしばしば。

医療が母体なんで、なかなかハードルが高いらしく、募集してもなかなか申し込みがないのが痛いとこ。

まあ、話を戻すとこのケアマネ業界っていろんな資格の人がなれるっていうのがあるから、その基礎資格によってアプローチが違うんだよねー。

私はケアマネジャーで1番必要な技術って相談援助だと思っている。その人やその周りの家族や人たちの思いや置かれてる状況とか、本人達の価値観をしっかり確認した上で、本人達がどうすれば少しでもプラスの方向にすすめるかを支えるのが、腕の見せ所やと思う。

ケアをマネジメントする。なんで、資格としては社会福祉士とか精神保健福祉士が適切なのかなといつも思ってる。

直接触れてケアしない分、いろんなアンテナを張りながら、本人にとって最適解を提案していく。

国家資格にしたら良いねんっていつも思う。そしてベースはAI使ってもええと思うねん。リスクマネジメントの提案が疎かなケアプランいっぱいある。ある程度の疾患別やったりは必要やと思うで。そんで、リスクが起きた時、すぐに対応ができ、最低限のリスクで済むように調整をするんがむっちゃ大事。

ケアマネ不要やとは決して思わへん。ええ人、ええ事業所についてもらえばええ。あかんケアマネさんは不要やいうてくれれば良いねん。

うちは常にブラッシュアップするからさ。更新研修やるくらいなら、自分達で地域で研修企画して開催してやるって事を評価した方がよっぽどええ。主任介護支援専門員の研修やのに、発言できへんかったり、チームまとめられん人が、担当者会議したり、地域でいろいろ調整できると思わへんもん。地域で選ばれてなんぼやないかな。



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