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ホストクラブと『神社の賽銭箱』の共通点、の巻。


~ここまでのあらすじ~
今日、モスバーガーで、ホストクラブの社長、従業員らしき3名と隣り合わせに。なぜこの男子たちに、大金を使ってしまうのか。


今日まで、ホストという人に会ったことがなかった。

そして、彼らの隣で、首をかしげる私。
なぜこの男子たちに、大金を使ってしまうのか。
ホスト達3人の会話が、気になって仕方がない。
「700万」という単語が出てきた。


サラリーマンの年収ではなく、
「ホストのリョウくんの誕生日パーティに、ホステスさんAがつぎ込んだお金」のようだ。


イケメンの男子が良いなら、
「ジャニーズのグループのファンクラブ」に入る、で良いのではないか。
まるで、ディズニーランドに迷い込んだオッサンのように、
このサービスの何が良いか、価値が全く分からない。


隣では、社長とおぼしきホストが、
「重い女との距離の置き方」をレクチャーしていた。
『オレ、こういう冷たい奴だから』と先に言え、と。
べ、勉強になります、と心でつぶやく私。
これは私の勝手なイメージだが、
ホストクラブのお客様は、お金持ちのマダムか、
水商売の女性、らしい。
ホストにハマる理由は、いろいろあるだろう。


ふと、ホストたちの会話を聞いて、私は神社の賽銭箱を思い出す。
『浄財』


神社に怒られそうだが、
ホストクラブを浄財のように使っている人がいるのかも、と勝手に感じた。
きっと、ワーっと使うお金でしか得られない満足感もあるのだ。
しかし、私は思う。


満足感というのは、一過性のもの、らしい。
幸福感は、「自分で積み重ねたもので得る」感情。

その満足感は、あっという間に無くなるだろうな。
ドンペリの泡のように。

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