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意外と(?)すごいアフリカ大陸#おすすめ本⑦

こんにちは、ARUN学生インターンの村上輝です!

大学では社会心理学という学問を専攻していますが、国際協力やビジネスに興味があり、ARUNで活動しています!

『超加速経済アフリカ』をおすすめしたい!

今回のおすすめ本紹介のコーナーでは、椿進著『超加速経済アフリカ』をご紹介します。

この本を読めば、アフリカについて新しい視点が持てるかもしれません。さらに、ARUNの投資先のような、途上国のスタートアップ企業について理解が深まることも間違いなしです。

『超加速経済アフリカ』はアフリカを経済的観点からとらえた一冊です。ここでは、アフリカ市場がいかに巨大であるか、いかに有望であるかについて詳しく語られています。

今まで知らなかったアフリカ

この本の最大の特徴はアフリカに対するイメージを変えてくれるところでしょうか。

日本の学校の授業では、アフリカについて学ぶ機会が非常に限られています。皆さんがアフリカと聞いてのイメージはどんなものでしょう。例えば、貧困にあえぐ子供たち。内戦であふれる難民。といったところでしょうか。

これらのイメージは、間違っていませんが、現在のアフリカの状況を完全に説明できているわけではありません。アフリカにはもっとダイナミックでポジティブな要素がたくさん詰まっているんです。

例えば、一つ例を挙げると、アフリカでは、ベンチャー企業・スタートアップが急拡大し、巨大な市場をけいせいしようとしています。

『超加速経済アフリカ』では、アフリカで急拡大する様々な企業が紹介されています。この本の第4章では、アフリカで事業を行う先進国の企業がいくつか紹介されています。

例えば、イギリスのベンチャー企業「babylon/babel」。この企業は主にルワンダで遠隔診断やAI診断サービスを提供しています。ケータイからAIのチャットボットで症状を入力し、AIが初期診断して、回答します。AIで解決できないときには、病院からのナースや医師につながり、遠隔診断を行います。

ルワンダの医療の問題は、医師不足と病院へのアクセスの悪さが挙げられていましたが、

babylon/babelは遠隔、AIを用いて、外来に行かなければならない患者数を減らし、医師の負担の軽減と医療へのアクセスの向上を達成しました。

この企業は2020年にすでに時価総額10億ドルをこえる「ユニコーン企業」になっています。
つまり、テクノロジーを用いて、社会課題を解決する。そこに大きなビジネスチャンスが眠っているというわけです。

まとめ

このように『超加速経済アフリカ』では、大きな社会的なインパクトをもたらすビジネスの話がたくさん取り上げられています。

この本を読みながら、アフリカの現在と、そこに潜む課題やビジネスチャンスについて考えてみるのも面白いかもしれませんよ!


というわけで、今回のおすすめ本は『超加速経済アフリカ』でした!


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