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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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#働き方改革

教師がハッピーに働く方法を起業家が考えてみた

今日は「教師がハッピーに働く方法を起業家が考えてみた」というテーマでお話をします。公務員から起業家になって5か月、働き方によって人生の幸福度は大きく変わることが分かりました。教員が選ばれない時代、どんな働き方が先生をハッピーにするのか研究することは大きな価値があります。 1.起業家の一日と比べて 朝、息子と散歩をしながら保育園に行きます。午前中はカフェで仕事をしてお昼は家で食べます。単調な作業はピットブルのGive Me Everythingを爆音で流しながらやっつけます

Canvaで学級活動・授業をちょっとデジタル化【アップデート】

学級担任をしていると,掲示物の作成に時間がかかったり,その掲示物を作成するための材料を集めてこなければならないなど,活動の前の準備には時間と労力がかかります。 わたしは,今まで画用紙を用意して,字が綺麗な子に清書してもらって,学級のや班のポスターを作成していました。しかし,準備の時間がかかりすぎていることに気がつき,もっと効率的にいい方法がないか探していました。 そこで「Canvaを使用してみよう!」と思い,学級活動の中に取り入れていきました。 班ポスターの作成班ポスタ

Googleフォームとスプレッドシートの連携で効率化

Googleフォームでアンケートを作成したものの,データがそもそもどこにあるのか,データをどう編集していいのかわからないという方に向けて,”Googleフォームから転送されたデータをスプレッドシートで見やすく編集する方法” をわかりやすく説明したいと思います。 学校の先生はぜひ使えるようになると良いと思います。 画像を使ってこちらでも解説をしていますので,もしよろしければご覧ください。 スプレッドシートとの連携方法Googleフォームの作成画面から,画面上部の ”回答”

夏休みに2.3学期のやるべきことをやってしまおう!

 いよいよ夏休みが始まります。  夏休み中だからこそできる仕事をやりきって、2学期へ入りたいものです。  2学期は怒涛の行事が続き、息つく間も無く過ぎていく感覚です。  そのくらい体力的にも精神的にもしんどいなと感じる学期です。  だからこそ、普段に比べて余裕のある夏休みにやれることはやってしまおうというのです。  夏休みにやっておくと良いことリストを紹介します。 1.所見を書いてしまう 「なかなか所見を直前じゃないと書けない」という人もいると思いますが、私は、テ

初任者はできるだけできないふりをしたほうがいい

 初任者の人は、学校での勤務が始まり4ヶ月が過ぎようとしています。  いきなり児童・生徒の中に放り出され毎日を忙しなく過ごしてきたことと思います。  もうすぐ夏休みです。もう一踏ん張り頑張りましょう。  さて、学校現場で働いていると ”一生懸命頑張っても、なんとなくやっても同じ” と感じてしまう瞬間はないですか?  自分は給料明細や昇給の時などに特に感じてしまいます。  ”長く勤めたものがえらい” という、いわゆる ”年功序列” が色濃く残っている公務員であるので仕

こんなご時世でも部活を最優先にしてしまう

 昨年度からコロナの影響で部活動改革が進んでいくと思いきや、なかなかコロナで持っても変化しない部活動の現状があります。  それどころか、私の勤務校では部活の時間を確保するために授業時間を1時間短縮するなどの時間割編成が行われたくらいです。  部活に関して基本的な考え方の大きな違いがあると感じました。  それは、「コロナ前の部活はよかった」という主張です。  「部活動なんて必要ない」「教員でなくて地域のクラブチームでやればいい」「家庭が大切で部活動をやっている余裕がない

自分の意見と反対の意見に耳を傾けたい

 自分が”こうあるべきだ”や”こうしたい”と思えば思うほど、その考えに反対の意見に耳を傾けにくくなる。  例えば、教員の働き方改革はまさにそう。  一方はとにかく働き方改革を通して、業務の見直しを行いながら勤務時間を意識した働き方をしたいという人。  もう一方は現実的(生徒の実態や地域の特性など)に不可能、あるいは非常に労力を必要とすることなのだから無理に改革を推し進めることに意欲的でないという人。  学校現場での働き方改革が進まないのはこの二者が完全に対立しているこ

中体連は部活動改革の癌

 中体連の大会は部活動改革の癌になっています。  全国大会やその下に各地方大会(関東大会・東海大会など)がこの状況下でも無理矢理にでも開催する方針を固めています。  するとその下部大会は予選という形で開催しなければならなく、結果として中体連の大会は必ず残ります。  もちろん昨年度私は大会を1つなくすことに成功しましたが、改革をしたいという教員ばかりでもないというのが現状です。  なかなか声を大にしていうことができないような雰囲気がありますからね。  部活動改革として

平日1日でも半日授業だと定時退勤&自己研鑽が十分可能

 卒業式が終わり、3年生の生徒は学校に登校しなくなりました。  3年生の授業を持っていた先生や担任の先生は、卒業後の3月の期間の働き方が大きく改善されました。  3年生の授業を受け持っていた私は卒業式後、平日1日は午前しか授業がない日が生まれました。  その結果働き方にゆとりが生まれ、日々を充実させることができています。    まず、定時に帰ることができることです。  勤務校の定時は17時ごろです。  他の期間であれば17時に帰宅できる先生はほとんどいません。

教師こそ時間の使い方を大切にしたい

 教師は時間に対して非常にルーズです。  勤務時間外に労働することは当たり前だと考えている教員は何人もいます。  Twitterなどでも勤務時間を超えるような労働を強いられているということを見ます。  働き方自体も、そもそも給食時間が休憩時間になっていたり、勤務時間よりも早く児童生徒が登校してきたりと……  また、教員が行うアンケートなどをきちんと提出期限までに出せる人は多く見積もって7割といった印象です。  そんな時間に対してルーズな教員集団だからこそ、自分は時間

時間についてみんなに理解してもらうことが働き方につながる

 先生「〇〇の提出物持ってきた人出して〜」  生徒A「お願いします。」  生徒B「忘れたので放課後持ってきます。」  生徒C「……忘れたので明日持ってきます」  このような会話先生をしている方ならよくあることではないでしょうか。  今回ピックアップするのは生徒Bのような考え方をしている生徒に対しての意識の変容です。  生徒Bは、今忘れてしまったけれど、早急に持ってきてなんとか出そうとしている生徒です。  その思いは素敵ですし、自分は価値があると思っています。

教員のためのストレスチェックはストレス

 教員は定期的に”ストレスチェック”と呼ばれるアンケートの様なものをやらさせます。  実は文科省から上記の様な資料が出ています。  教員のストレスチェックは義務だったのです。  資料の表紙はこのようなことが書いてあります(笑)  教育活動に専念できることとストレスチェックがどのように関連しているのか、自分にはなかなか理解できません。  自分の職場でもよくいっている教員が多いのですが、  「ストレスチェックがストレス」  「あまりにもストレスがあると診断されると判

コロナでほっとしたこと

 自分は職場での飲み会が好きじゃないです。  結局は悪口を言うだけで何も生産性がないからです。  もっと教材に関して語りながら飲むなら楽しそうですが……むしろやりたい(笑)  だからコロナの影響で職場の飲み会ができない今は非常にうれしく思っています。  少なくとも自分の周りの同僚は飲み会やるくらいなら、積み立てたお金を現金で返して欲しいと言うくらい割り切った関係を望んでいることが多いです。  無理やり参加させられることが多いので本当にほっとしています。  コロナは

そろそろ所見止めませんか?

 いまや通知表に必ずといっていいほど書く、当たり前の所見。  所見はその児童生徒の成長の様子を言語化でも評価してあげるということで書いている学校は多いのではないでしょうか。  たしかに保護者の目にも止まるものなので学校での様子を伝えることができる手段としていいものであることは間違いありません。  しかし、教員にとって、特に担任に取っては負担でしかないのです。  その所見を書く時間は必ずといっていいほど時間外勤務の時に書きます。  児童生徒がいる時間に書くことは困難だ