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11月20日:今週のアーユルヴェーダ養生

各地で雪が観測されて、
突然の冬到来に驚かされます。

11月はまだ紅葉のシーズン。
秋と冬との境目あたりのはずですが、
気温の急な変化は冬を強く意識させて
体を縮こまらせます。

アーユルヴェーダでは、
季節ごとに運動の程度について
基準があります。

夏は運動は控えめに、
冬は逆に運動を勧めています。

それは、
夏は、体力がない時期で、
冬は、一年で一番体力がある時期になるからです。

冬はドーシャで言うと
カパが強くなる季節。

カパには安定性を求める傾向があり、
停滞性といった性質があります。

体の免疫力を高めたり、
基盤となり体力を作るにはよい性質ですが、
行き過ぎると怠惰などとなって現れます。

冬の突然の到来によって、
寒さで動くのが億劫に感じ始めたら、
ぜひ積極的に運動することを
日課に加えてみてください。

もっと寒さが強くなると
ますます動くのが億劫になったりしますので、
冬の入り口に差し掛かった今の内に
運動習慣を身につけておくことで
冬という季節を心地よく過ごすための
カギのひとつを手に入れられます。

運動は散歩で十分です。

時間が取れれば、30分ぐらい続けて歩き、
一度に時間が取れなければ、
10分とか15分の短い時間を
何回かにわけてもよいのです。

30分まとまって歩くことができるようであれば
インターバル速歩もお勧めします。
3分速足、3分普通歩きを1セットにして、
5回繰り返すと30分です。

インターバル速歩は普通に歩くよりも
より筋力が付くということで、
私も現在、早朝ウォーキングでお試し中です。

会社勤めなどしていて、
日の明るい内に散歩なんかできないという方は、
踏み台昇降などどうでしょう。

踏み台は5000円ぐらいまでで手に入ります。
室内で、時間や天候に関係なく、
テレビを見ながら、あるいは、音楽を聴きながら
好きな時にできるので、お勧めです。

その他、
何の道具もなく室内でできる
お勧めの運動には、
スクワットがあります。

これこそ、場所は取らないし
深夜でも周りに迷惑が掛かりません。

正しいスクワットの行い方は、
動画が山のようにアップされていますので、
気に入った動画を参考にしてみてください。

手軽にすぐに始められるものから
試してみることをお勧めします。

習慣化するには時間がかかります。
最初は毎日続けるのが難しくて、
三日坊主になりやすいものですが、
三日坊主も何回か繰り返しえていれば
そのうち習慣になります。

今週は、今から始める冬対策の運動。
できることからはじめてみてください。







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