ピラティスコラム-166kmの旅の終わり-

初めての100マイルへの旅。
結果は100kmでリタイアとなりました。

このピラティスコラムはピラティスの観点から物事を考察していく記事なので今回もその視点で述べていきます。

レース自体の詳細は別記事にて今後アップしていくので、いつか100マイルに挑戦してみたい方、すでにマイラーだけど失敗談を聞きたい方はぜひ参考にして見て下さい。


今回はレースに向けて毎日ピラティスを実施していたおかげで、身体自体の動きはとてもよく、100km走った時点でも関節系のトラブルはいっさいありませんでした。

もちろん100km山を走っているので筋肉痛としての痛みは限界を越え始めていましたが、レースまでもレース中も痛みや怪我がなかったのはピラティスの効果だと強く実感しました。

しかし本当のピラティスというは"身体だけ"だけでなく、"全てをコントロールする"術を学ぶもの。

今回メンタル面及び内臓面(体調面)のコントロールが上手くいかず、レース序盤から内臓をやられてしまい50km以上は補給が上手くいかない状態で限界まで粘りましたが、100km地点で力尽きてしまいました。

・トラブルがあった時に落ち着いて対処出来るメンタル
・そもそも上手くいかないことが普通だという心構え
・辛い時こそ笑顔で、周りに気遣える心

普段できていることが今回は出来ませんでした。
人間限界まで行くとマイナス思考になり、言い訳が出てきたり、逆に何も考えられなくなる。

今回はそれが悪循環となり内臓のトラブルも最後まで解消できずリタイアしてしまいました。

心と身体は繋がっている。

今回初めて100マイルのトレイルランニングに挑戦してみて、スポーツというより"旅"そして"戦場"のような時を味わい、この競技の奥深さに触れることが出来ました。

トレイルランニングはまさにコントロロジー=自身をコントロールする術を存分に体現出来る唯一無二のものだなと感じました。

マラソンは人生の縮図だと言いますが、トレイルランニングはまさにの人生の縮図だなと思いました。

人生思い通りにいかないのが当たり前。
そして思い通りにいかないこといかに楽しめるか。

これからもたくさんのことにチャレンジして、チャレンジする人を応援していきたいと思います!

大人になって初めて人前で悔し涙を流した
全力で立ち向かった結果の失敗は必ず成長の糧になる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?