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Ex-ArumonからみたArumonの誕生秘話と価値

アドベントカレンダー10日は、すでに Arumon 卒業している Ex-Arumon せとじまから、Arumonの誕生秘話や価値についてお話したいと思います。当時の背景や思い、写真などを交えてお伝えしたいと思います。是非ご一読ください! 

はじめに

せとじまです。Arumonの初期の立ち上げに関わり、当時メンバーの中で年次が上だったこともあり事務局(全体の管理や社内調整など)を担当後、2019年12月末に退社と合わせてArumonも卒業しました。いまは新たなチャレンジ真っ最中ですが、本当にいまの自分があるのはArumonという仲間・場所があったからだと思っています。Ex-Arumonである私からみたArumonの誕生秘話や価値について今日はお話したいと思います。

Arumon誕生秘話

2015年。今でこそ "DX(デジタルトランスフォーメーション)" という言葉を聞かない日はないほどバズワード化してますが、まだDXが叫ばれていない2015年にArumonは誕生しました。

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(Google Trendsで「デジタルトランスフォーメーション」検索結果。2016年12月から爆増している。)

いまでこそ全員が使っているスマホの火付け役であるiPhone3Gが日本で発売されたのが2008年7月。そこから世の中は一変し、"システム" の役割が業務的役割からビジネス・事業そのものを担う役割へと変化していきました。

わかりやすいので電車の中の風景載せておきます。(同じような比較で 1900年のニューヨーク五番街と1913年のニューヨーク五番街 の話も有名ですね)

<スマホがない時代の電車の様子>

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(引用元:電車内で新聞を読むサラリーマンがいなくなった

<スマホ時代の電車の様子>

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(引用元:電車内の風景から思うこと )

デジタルネイティブ世代

Arumon の初期メンバーの多くは、いわゆるミレニアル世代・デジタルネイティブ世代のメンバー(初期メンバーは1986-1990年生まれ世代)でした。

物心のついたころからインターネットにふれ、学生時代からスマホ・SNSを使いこなす世代。メンバーで一番年上の私でも、高校はほぼ全員携帯を持っていて(当時はガラケーでN50Xiとか流行ってたなーなつかしい)、大学時代はmixiやtwitterが全盛期でした。

加えて、バブル崩壊後の失われた30年時代に育ち、また学生時代に東日本大震災を経験してしており、常に変化すること、いつ何があるかわからないこと、デジタルを使いこなすことがあたりまえの価値観として(少なくとも自分は)標準装備されてるメンバーばかりでした。

変化の激しい時代

時代はVUCA。世の中はスマホ・デジタルを軸としたさまざまなサービスが生まれてはじめていました。世の中はデジタル時代に向けて大きな変化の波がおきはじめているにも関わらず、少なくとも2015年当時、まだまだSIビジネスの多くは要件がガチガチに固まる前提ではじまるウォーターフォール型のビジネスが大部分をしめていました。

それでも世の中の変化の波は止まりません。止まるどころかどんどんスピードは増すばかりです。「ユーザーが5000万人に到達するには何年かかるのか?」という有名な記事も有名です。

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(引用元:How long does it take Steemit to hit 50.000.000 USERS :)  )

しかし、ダーウィンの名言にもあるように、生き抜くためには変化が求められます。

"It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change."

特にITの世界は顕著です。SIer はビジネス形態の変化が求められていますし、個人にとっても、新卒入社から定年までの間に何周も変化がもとめられ、それを実践するための機会や場所が必要になっています。

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(岩波現代文庫「大人になることのむずかしさ」より P47-48の図をせとじまが一部加筆・修正)

「1万時間の法則」と成長機会の減少

少し話は変わりますが、「1万時間の法則」という言葉はご存知でしょうか?

ある分野のエキスパートになるには「1万時間」必要という話です。(1万時間という数字自体には賛否ありますが)ヒトが物事を極めるためには時間が必要です。特にやる気や体力がある若手にとって、チャレンジ・失敗・試行錯誤できる場と機会と時間が必要です。

にも関わらず、特に大企業では "激務" や "ブラック企業" を背景に残業時間が規制され業務効率化が求められます。もちろん私もこの流れ自体には賛成ですし、私自身も家族との時間を大事にしたい派です笑。

その反面やる気がある人から成長機会を奪っているのも事実です。

例えば、年間の勤務時間(1日8時間勤務前提)でシミュレーションした場合、毎日2時間残業する人は2400時間/年に対し、残業ゼロの人は1920時間/年と1.25倍も差がつきます。

1万時間でプロになれると仮定すると、残業2時間の人は4.2年で1万時間に到達するのに対し、残業ゼロの人は5.2年かかります。(あくまでも、長く働く事自体を進めているわけではありません。念の為。。。)

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もちろん、残業ゼロにして空いた時間を自己研鑽やコミュニティ、趣味の時間に当てることもできますが、実際は有効に使われていないのが実情らしいです。

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Arumon誕生

このような背景の中、NRIの中にもエンジニアとしての成長意欲のある若手は成長の場を求め、本業に加え、ハッカソンや外のコミュニティ・勉強会へ参加し、スキルや豊富な経験を得ていました。

そのような場で出会った仲間がチームとなり、2015年結成されたのがArumonです。

結成後は、学生が授業を終えたあとに集まる部活動のように、本業後に集まって、夜な夜な活動方針やビジネスアイデアについてディスカッションしました。

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2016年の写真。会社の役員と飲んだあとにArumonの仲間と。

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Arumonの価値

2015年、部活動で生まれたAumonがいまもなお変化し続け、存続しているのは、Arumonがいろんな価値を発揮しているからだと思います。無数にある価値の中から、私の主観で3つ紹介したいと思います

価値1:圧倒的ジブンゴト

ここまでお話したとおり部活動から生まれたArumonは、会社からの支援をいただきつつ今でも有志活動ベースで活動を続けています。Arumonを結成した当初、Arumonのビジョン・バリューを夜な夜なディスカッションしたときに、「普通ではやれないことをやる」「みんなの夢を叶えるプラットフォーム」というキーワードがでてきました。

通常の業務ではやれないことを、やりたいときに、やりたい人が、集まる場所。そこに人や場所、機会が転がっていて、誰かが持ち込んだネタやアイデア対してこの指とまれ形式で、その思いやビジョンに共鳴したひとが集まり、創り出す。やらされではなく、圧倒的ジブンゴトで。

人・組織がなにかの目的のために集まり、自律的に活動するティール組織が数年前に話題になりましたが、Arumonも同じように、Arumonというプラットフォーム上でポコポコといろんなネタが生まれ、集まり、創っては離れを繰り返す、そんな組織だと思います。

価値2:遠い知と知の出会い

大企業は効率よく利益を上げるために、いわゆる縦割りピラミッド型の組織構造になることが多いです。なるべくしてなっているこの構造ですが、いろんなことにチャレンジし失敗する機会や余白が少なくなったり、組織が同質化し組織も個人も成長が鈍化したりと、さまざまな弊害も生まれます。

また、1→100ではなく0→1が求められるDX時代には問題解決力に加え、問題発見力が重要になるためネガティブに働くこともあります。

これらを打破するための方法は世の中たくさんありますが、個人的には書籍「両利きの経営」に出てくる「知の探索」が重要だと思っています(知らない方はぜひ「知の探索」で検索してみてください)。

Arumonでは社内外問わず、さまざまな人とのつながりがあります。ONE JAPANとのつながりもその1つです。Arumonというプラットフォームにはいろんな人とつながり、遠い知と知が出会う場が自然と出来上がっています。また社内で応援してくれる役員や部署など、縦横斜めにさまざまなダイレクトパスもあります。

価値3:視野を広げる・俯瞰してみる

以前、私がMaaS系のビジネス検証で沼津を訪れた際の現地ヒアリングで、ものすごい印象に残っている言葉があります。

「御殿場に住んでいたときは富士山は西にあるものだと思っていた。沼津に引っ越すとその富士山が北に見えるようになった」です。

共通認識・常識だと思っていたことが、自らの場所を変えることで常識ではなくなる、見方が変わる。逆に移動するまではそれに気付けない。当たり前の話ではあるのですが、その気付きにハッとしたのを覚えています。

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適切な判断や、良質なアイデアを生み出すために、視野を広げることや俯瞰して見ることは非常に重要です。大前研一さんの言葉で下記の有名な言葉がありますが、

人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。

Arumonには視野を広げるための人・機会・場所があります。

さいごに

僕は最近キャンプにハマっているのですが、焚き火の雰囲気・空間が大好きです。

目的ある・なしに関わらず自然と集まり、火を囲って語る。ときには火を持って仲間と暗闇を探検し、また自然と焚き火に戻る。そんな場所です。

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自然といろんな人が集まり、共感し、創り、離れて、また集まる。Arumonが焚き火に似たそんなプラットフォームになってほしいなと勝手ながら思っています。

Arumonはいまもなお形を変えながらいろんなチャレンジをしています。こんなArumonに少しでも興味が湧いた方は、社内外問わず是非Arumonメンバーに声をかけてみてください!!


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