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母の日と、父の日に出来ること。ほんのひと工夫でできるラッピング方法

「母の日」「父の日」は両親に感謝をするとともに、贈り物をする慣習のある年中行事のひとつ。

今年の母の日は5月14日、父の日は6月18日とシーズンが迫ってきましたので、今回はプレゼント用のラッピングサービスについてテーマに書かせていただきます。


「母の日」「父の日」由来とモチーフは?


まずはそれぞれの記念日の由来と持っているモチーフについて、改めて触れてみましょう。

・母の日


世界各国で記念日がある母の日は由来も国によって様々。日本における母の日は、アメリカが由来といわれています。
1905年アメリカのアンナという少女が亡き母の追悼式が行われる協会をカーネーションの花で飾ったことがアメリカ全土に伝わり、母の日の制定に繋がったそう。
日本では、森永製菓がアメリカでの「生きている間に母に感謝をする」という心あたたまる行事を広めようと関係諸団体へ呼びかけ、1937年に「森永母の日大会」を開催したことから広まったとされています。

母の日と言えば定番のモチーフはカーネーション。
特に赤のカーネーションは「母への愛情」というぴったりの花言葉があります。因みにピンクのカーネーションだと「感謝」「上品」で、紫ならば「気品」や「誇り」といった花言葉を持っています。

・父の日


1910年「父親にも感謝の日を作りたい」と考えたアメリカのドッド夫人が、父の日の式典の際に亡き父の墓前に白色のバラを添えたことがきっかけで、アメリカでの父の日にバラを贈るという風習のはじまりといわれています。(健全の場合は赤いバラを贈ります) 日本でも父の日の定番モチーフはバラですが、黄色のバラと色が異なります。

1982年に黄色いリボンでお父さんに贈り物をしましょう、と黄色をイメージカラーとしたキャンペーンがきっかけで黄色のバラが定番モチーフになったようです。 +αのサービスを考えてみよう 母の日や父の日に送るプレゼントに、という立て付けで販売する際に不可欠なラッピングのサービス。

包装紙やラッピングバッグの色味をモチーフの色や柄に変えたり、量販店のように造花を添えたり出来ればいいのですが、個人販売で出来る対応ではありませんよね。 母の日父の日に合わせたプレゼント用のシールの用意ならば、市販もされているのでとても手軽に取り入れることが可能です。

「母の日 シール」などで検索すると楽天やAmazonなどのページがヒットします。 とはいえ市販品は在庫が気になる…という場合は、通年して使用できる「For you」などのオーソドックスなワードのシールと母の日ならば赤やピンク、父の日ならば青や黄色のリボンを組み合わせてみましょう。

副資材の色味だけでも、母の日や父の日らしいラッピングに演出することが可能です。もしくは市販のラベルシールなどを使用して、自宅プリントで制作するのも小ロットな分、在庫リスクが低くおすすめです。

シールだけでなく、メッセージカードのサービスをする際にも自宅プリントは便利です。
ただし、オリジナルデザインの際は使用する素材が商用利用可かどうか確認して使用しましょう。

ラッピングサービスの工夫はクリスマスや誕生日など、他の行事にも応用可能です。 さいごに 今回は母の日と父の日をフューチャーしましたが、プレゼント用ラッピングサービスは、購入者ご本人以外へのプレゼントとしての用途での購入を促しにもなります。 思わず誰かにプレゼントしたくなる、 そんな素敵な作品作りと販売の+αとして検討していただければと思います.