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高齢者の側弯症・成長期の側弯症も土台からなおす!脚長差改善トレーニング

※トレーニング方法は順番に、写真12枚と動画1本で詳しく解説しています。

はじめに

この記事で紹介する脚長差改善トレーニングは、パッケージデザイナーの経験から、その経験を活かして、重度側弯症で肢体不自由児の娘の側弯症をなおしたいと考え始めて、独自に考案したトレーニング方法です。


側弯症における脚長差改善の重要性

筋力低下が著しく、重力に負け崩れようとしている体を、直したいと思い懸命に考えました。医療ができないと言っていても、脚長差改善をあきらめることは、側弯症の進行で体が硬化していくのを受け入れるのと大差ないのです。

枚方市の体操教室では、主にミドル~シニア世代の姿勢矯正と歩き方矯正トレーニングを行っていています。生徒さんのほとんどが、側弯症です。
教室では、背骨の弯曲の改善と並行して、脚長差や骨盤の歪みの改善を図ります。

2024年5月、Ⅹバランストレーニングを考案し、脚長差改善をより効率的に行えるようなりました。

生徒さんの約11カ月間のビフォーアフター

写真のモデルは70代男性で、ここまで改善するのに11カ月の期間を要しました。現代も医療では、脚長差改善は不可能として考えられていて、インソールで調整するか手術での治療になります。ですから、比較する対象がなく、この改善期間も決して長いとは思いません。

Ⅹバランストレーニングをはじめとして、脚長差改善の効率化を行った結果、脚長差改善の期間短縮が期待できるようになってきました。

トレーニング開始2カ月の80代女性・1回のレッスンの前と後

上の写真は、80代の生徒さんの1回のレッスン前と後の比較写真です。トレーニングを始めて、まだ2カ月しか経っておらず、脚長差改善に伴って、腰椎の弯曲も抑えられつつあります。

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