左手の爪が切れない
今日は5時間、特別支援の学級に入っていました。
そこで左手の爪だけが7ミリくらい伸びていた男の子がいました。
「爪切りなよ〜」と声かけをしていたのですが嫌だの一点張り。
「折れたら痛いよ」「爪の長い男の子はモテないぞ(笑)」「バイキン入りやすいよ」と色んなアプローチをかけても効果なし。
しばらく押し問答を続けていたのですが、「ひょっとして自分で左手の爪を切ったことがないの?」と聞いてみたら『うん』と答えが返ってきました。
『いつも切って貰っている』と。
そのこの家庭環境はあまり知らないんですが、しんどい状況であるのは耳にはさんでいました。しばらく切って貰えなかったのでしょう。
と言っても、私が切ってあげても何の解決にもなりません。「失敗したら先生が切り直してあげるよ」と言ったら、ポチポチ切り始めました。
深爪になっちゃった、と自分で切った左手を照れながら見せてくれました。
「できない」と子どもたちが言う奥には、理由があるのですね。
さて、私も明日はT1で授業にはいります。
授業作り出来てない。
お昼寝もよくしたので、今から作ろうかなあと思います。テーマは故事成語。なににしようかな。
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