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シングルマザーの女の子と仲良くなった結果、浮気に発展した時の話。

先に言っておきますが、浮気は良くないですよ、傷つけたらダメですから。

さて、今回は私の友人である彼から最近仲良くなった子がいるんだと、あるひとりの女の子を紹介された所から始まります。

元々はスマホゲームのトークルームで知り合った2人、遠距離で子持ちのシングルマザー、歳も近い年下の女の子。

近々こちらに遊びに来るということで何故か私は彼のバーターとして呼ばれました。

聞くところによると、まだ付き合ってもいないのに私の友人は彼女とエッチまで済ませていたのに、付き合おうかどうかということに悩んでいたご様子。

私が会ってみて感じたのは2人とも仲も良いし、彼女の方も彼に気があるのは当たり前なのですが、めっちゃ良い子なので私も太鼓判で勧めていました。

が、彼の方は「顔がタイプじゃないんだよ…」と煮え切らない態度を示していたので、俺はそこかよ!と内心腹を立てつつ、中途半端な関係は良くないぞ、と訴えかけていました。

そんな中、私は彼女にLINEで相談を受けます。

「彼は私のことをどう思っているのか、私は彼のことを好きだと思っているけど、不安で言えなくて…」

切実な想いを聞かされては彼が"顔がタイプじゃない"というアホみたいな理由で悩んでいるとは話せませんでした。

彼女の悩みから彼とのやりとりを聞いていくうちに彼は遊んでいるだけなんじゃないかと、曖昧な態度ばかりでやることやってるのを総合してみても良くないなぁと私は思い始めました。

彼女と夜中から明け方まで、子どもが寝ている間に相談に乗りながら話していくうち、お互いに心安らぐ時間になっていきました。

彼女は彼と通話しながら私とLINEでやりとりをしている中、彼女からこんなメッセージが…

[私、告白してみる!]

煮え切らない彼に対し、彼女も業を煮やし、当たって砕けろ状態に。

アグレッシブというか、さすが一児の母の強さというか、そんな彼女の想いに私も後押し。

すると彼は返事を待って欲しいとはぐらかす始末、後日私は彼からも相談を受けたので、そこはどちらかはっきりしないと彼女に悪いぞと説教をしました。

それからも私は彼女と連絡を取り合い、進捗状況を聞きながらも私は徐々に彼女を愛おしく感じてきました。

彼女の方もまた、次第に心が揺らいでいきました。

「私、〇〇さんと付き合った方がいい気がする。めっちゃ癒されるし…ぶっちゃけ好きになってるもん…どうしようって…///」

「まだ△△に気持ちがあるんでしょ?それならハッキリしてからにした方がいい…」

「そうだね、きっと、断られそうだし…そうだ〇〇さん、今度会いましょ!〇〇さんとお酒飲んだりしたい」

「わかった、今度連休あるから遊びに行こうか、そっちまで!そしたら案内してよ!」

「やった!嬉しい!任せて、〇〇さんと一緒に行きたいとこもあったし!」

返事がないままの状態が続き、そんな話で盛り上がっていた私たち、しかし運命のいたずらとはこのことで…

「——俺、あいつと付き合うわ!」

そう言ったの私…の友人、そう彼です。

いきなり私の目の前で彼女に電話をし始め告白する彼、まさかの展開に私も彼女も慌てつつ、先に告白していた彼女も、彼を後押ししていた私も引くに引けずにカップル成立。

お互いの相談相手として間を取り持っていた私は見事、ふたりの恋のキューピッドになりましたが。

「おめでとうというか、せっかく会う約束してたから、ちょっと残念だけど…笑」

「そうだよねぇ、ごめんね…私もあの勢いで言われたからさ…さすがにね笑」

そして、彼女から思いがけない言葉が…

「せっかく日にちも行くとこも決めてたし、会おうよ!友達として…ってことで…内緒で!」

「マジ?それなら喜んで、まぁ複雑ではあるけど、〇〇に逢いたかったしな!」

というわけで、付き合ってしまった彼女との約束を果たすべく私は単独、彼女へもとへと旅立ちます。

「お子ちゃんは保育園?」

「うん、預けてきた!さすがに〇〇さんと一緒〜って知ったら、後々大変だから笑」

「そうだね、確かに笑」

「今日は〇〇さんと行きたかった場所に行きます!」

かくして内緒のデートがスタート、後にも先にもないかもしれない2人きりのデート。

「私も自然が大好きだし、〇〇さんも好きでしょ?こういうの」

山に登って、高台で景色を見たり、渓谷に入って川のせせらぎを聞きながら手を繋いで歩く。

「なんか…ほんと、デートみたい…///」

「今日だけだけど…思い出よ、俺からしたら」

「ううん、私もだよ…これは言えないもん」

楽しい時間もあっという間に過ぎ、保育園のお迎えの時間になり、一度ホテルに帰り、親に預けてきた彼女を待つ私。

夜は居酒屋で合流、お酒を飲みながら思い出話に花を咲かせ、二軒目にカラオケへ…

まぁ名残惜しい気持ちも相まってお互いの距離が近くなる…

「もう…〇〇さん、だめだってば…っ///」

口づけを交わす、お酒も入っていたせいか彼女もだめと言いつつ、なし崩しに受け入れてくれた。

「嫌じゃなかった?」

「いやぁじゃないけど…これ以上したら…浮気になっちゃう…///」

すでに浮気な気もするんですが、私も男なので、彼女を抱きしめ、触れた指先で愛撫。

「ゃ…あッ…だ、だめ…んっ///」

可愛い声を漏らしながら下着の中は濡れていました。

「もぅ…だめだよぉ…///」

私も"あくまで"キューピッドなので、さすがに途中で止めました。

「はい!これで…おしまいっ///」

彼女から最後のキス、名残惜しいように長いキスをして内緒のデートを解散しました。

その後、私は友人である彼にもそのことは一切言わずに過ごし、カップルになった彼と彼女を見守り続けました。

まぁ最終的には彼が原因で別れてしまいましたが、今も彼女と私はたまに連絡を取っています。

新しい彼が出来たとか出来ないとか、第二子が生まれたとか生まれないとか…それはまた彼女の人生、いい思い出です。

最後に言っておきますけど、浮気は良くないですよ、友人の恋人との浮気なんて以ての外。

もし万が一、してしまったのなら絶対にバレないようにして身を引きましょう。

深追いはトラブルのもとですし、それでも愛し合いたいなら周りにも配慮しましょうね。

こちらからは以上です。

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