[感想]出会うべく人に、出会うもの

「2つの人生が教えてくれること」

くすっと笑えるシーンもあり、じーんと涙するシーンもあり…
おすすめの映画の一つになりました。

物語は、主人公が「もし妊娠していたら/していなかったら」の2つの人生が同時進行していきます。
時々、「今、どっちの人生だっけ?」となりますが、物語の途中から交差するところがあって、いつの間にか、どちらの人生でも、同じ方向に進んでいる!と感動しました。

印象に残ったシーンについて、

・主人公の友人の「知ることが大事よ」
 かっこいいセリフだなぁ。不安や推測ではなく、事実を見つめるの、大事。

・I love you が色んなあいさつになるっていいな
 愛してる、だけじゃない。翻訳家の方もすごい。

・5か年計画と「計画通りにいかない人生」
 主人公が落ち込むシーンもあり、うまくいかない時もあるよね…と共感します

・出産前の妊婦さんの行動がユニーク
 出産シーンや病院の様子が日本と違うのが新鮮!
 そして、出産前の大変な時に主人公が買っていく!と言ったものが面白かったです。

・母親じゃない自分には戻れない
 親になると、友人より子供を優先することも。
 それでも側にいてくれた友人に、感謝。

・日本のトピックもいくつか出てくる
 服のデザインの日本語や映画名が出てきて嬉しい♪

・選んだ人生で、隣にいる人も違う
 不思議と、その時に必要な人が人生に現れてくれる。
 支えてくれるのは友人かもしれないし、娘かもしれない。

・自分が言ったとおりに人生は進んでいく
 あなたとは一緒にいられない、その思いは相手の行動にも繋がる。

・どちらの人生でも自分の好きな絵に向き合うというのが印象的
 自分の「好き」を中断することがあっても、火(想い)を絶やさなければ、いずれその火が大きくなる日が来るかもしれない。
そして、周りの励ましの声って、力をくれるもの!

・自分が違うと思った方向には進まない。
・夫婦ではなく友人、違う意味でのパートナー(夫婦ではなく、励ましあう存在)という関係を選んだ瞬間

流されず自分の中の違和感を大切にした主人公、途中は大丈夫かドキドキしたけれど、最後に笑っていてよかった…!


最初と最後に出てきたバスルームのシーンで、壁画に”TIME OF MASIC”と書いてあったような…時が解決してくれる、ということでしょうか。

同性愛や世界の色んな国名、単身赴任、シングルマザーなど、色んな話題を含んでいて、複数回見るのも面白いかも!と思いました。

ちなみに、映画に出てきたベビーシャワー(妊婦さんのお祝いパーティー)、私も妊娠中にやりたかったのですが、


万一のことがあると心配…と思い開催せず。
お腹が大きいうちに気心知れた友人に集まってもらうのも記念にぴったりだと思い、気になる人はぜひやってもらいたいです♪
コロナの心配もありますし、難しければ、無事生まれてから友人に集まってもらうのもいいですね。

ということで、まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください♪
(女性として、妊娠出産によってキャリア変更がある…と共感した部分が多かったのですが、男性の感想も聞いてみたいです!)


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