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[読書]リアルよりも快適で、都合がよい。メタバースの世界とは。

『メタバース 見るだけノート』岡嶋裕史さん(宝島社)を読んで。

緑色でイラスト多めで、あなたも読んでみたくなりませんか。
メタバース、聞いたことはあるけど、ネットの世界に入り込む?といったイメージだったので、
この本を読んでより正確に、具体的にメタバースを知ることができました。

著者は、中央大学国際情報学部の先生。
全ページに豊富で親しみやすいイラストが描かれていて、
難しい技術は分からないよぉ~(泣)といった私でも
最後まで楽しく読み進められました。

メタバースの可能性を知りたい!
GAFAM(グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトの略称)それぞれの目論見(戦略)が気になる!
あつ森(あつまれどうぶつの森)やポケGO(ポケモンGO)、など、バーチャルな世界、好きだったよ~
という方におすすめの1冊です♪

この本で新鮮だったのは、
メタバースはリアルの代わりではなく、リアルよりも快適な体験、ということ。
リアルと一緒ではあまり意味がなかったり、現実世界と同じで時間がかかるなどして疲れてしまう…といったことがあるそうです。
ですが、メタバースなら、リアルより上質な体験ができるとのことで、
ストレスが取り除かれたり、派手な演出もできたり、アーティストにも近づけたり!などワクワクがあるとは!

また、「都合の良い」世界ともいえるそうで、
子供たちが大きくなったら、親は見ずにずっとメタバース内で過ごしていたら、ちょっと寂しいなぁ…と思ったり。

セカンドライフという、仮想現実があるんですね。
独自通貨もあったとのことで、何かをクリアするのではなく、思い思いにみんな過ごせるというのも、特徴だそうです。

びっくりした&やってみたいと思ったのが、VR睡眠。
VRゴーグルをはめて、現実ではありえない、南極や月面、動物の背中で寝る、といった体験ができるのだとか…!


上記Youtube内、10:37に、メタバースのある暮らし・1日のタイムスケジュールが載っています…!
コメントは2,000件ついていて、ホットな話題なんですね…!

若者向けのイメージもあったのですが、リハビリ患者が自分自身が完治した時をイメージした仮想現実を使ってリハビリする、などの活用法があったり、
スポーツのシミュレーションができたり、見た目なども自分のなりたい姿になれる、など、可能性が広くて驚き。

もし将来、家族がメタバースに入り込んで会話などしてくれなくなったら寂しいけれど、
世界のどこへでも行けて、遠くに住んでいる人とも会えるというのは、人類の大発明の一つ!と、今からそわそわしています。

あなたはVR睡眠、やってみたいですか。


https://twitter.com/aruku_deau twitterもやっております♪ 読んでくださってありがとうございました。 あなたも、どうぞご自愛ください!